国内外で商品改良(2025年モデル)に関する話題が出てきていた「MAZDA3 / CX-30」ですが、ドイツマツダが2025年モデルを正式発表しています。
「MAZDA3 / CX-30」に関しては今年に入ってから欧州で2025年モデルに関する噂が出てきていましたが、今月6日に米国マツダが「MAZDA3 2025年モデル」を世界に先駆けて正式発表。
米国ではAmazon Alexaとオンラインナビが新採用されていましたが、欧州でもドイツマツダが2025年モデルを正式発表しています。
ドイツマツダから発表された主な改良・仕様変更はこちら。
・「e-SKYACTIV G 2.0(122ps / 150ps)」を廃止して「e-SKYACTIV G 2.5(140ps)」を新設定。
・「e-SKYACTIV G 2.5(140ps)」は気筒休止システムとバランサーシャフトを採用。
・Amazon Alexaとオンラインナビを新採用
・新グレード「CENTER-LINE」「TAKUMI」を追加してグレード体系を変更。
基本的にはこれまで取り上げた情報通りの内容ですが、当初137psの噂が出ていた「e-SKYACTIV G 2.5」のエンジン出力はスイスマツダが公開していたWEBカタログと同様に"140ps"と発表。
「e-SKYACTIV G 2.0(122ps / 150ps)」より排気量を上げた事で低中速域トルクが増えた事に加えて、気筒休止システムとバランサーシャフトによって実燃費向上と静粛性(低振動)も実現と案内されています。
簡単にですが既存のエンジンとの比較も・・・。
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※スペックは全てFF車で、WLTP総合・CO2排出量・0~100km/h・最高速度はCX-30の数値。
燃費やCO2排出量は廃止されるe-SKYACTIV G 2.0(122ps/150ps)とほぼ同等ですが、最大トルクはe-SKYACTIV Xに近い数値をより低い回転数で出す仕様になっている事に加えて、気筒休止システムも採用されているので実燃費はさらに良い可能性も考えられます。
これはSKYACTIV系エンジンがある程度余裕のある排気量のエンジンを低回転で走らせて優れた実用燃費と環境性能を確保する「アップサイジング / ダウンスピーディング」のコンセプトなのも関係してると思いますが、マツダは昨年からエンジンの機種数を整理する傾向にあるので、CX-5欧州仕様に搭載されていたe-SKYACTIV G 2.5(CX-5は194ps)をMAZDA3/CX-30にも搭載する事で、欧州市場向けのエンジン機種数を整理する狙いもあるかもしれません。
そしてAmazon Alexaとオンラインナビが新採用されたのは事前情報通りですが、内外装色はやはり2024年モデルから変更無し。
新たに設定された「CENTER-LINE」「TAKUMI」は、既存グレードのメーカーオプション装着仕様をグレード化した内容なので、全体ではほぼ現状維持に近い状態でしょうか・・・。
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ドイツマツダから発表された主な内容は以上となりますが、MAZDA3米国仕様に続いてAmazon Alexaとオンラインナビ採用がメインでエンジンラインナップ刷新は今のところ欧州仕様のみが有力。
日本でもMAZDA3・CX-30の商品改良に関する情報・噂が出てきていますが、日本仕様独自の改良・仕様変更メニューが出てくるのか気になるところですね・・・。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。