
ジャパンモビリティショー2025へ行ってきたレポートの後編です。
今日が最終日のジャパンモビリティショー2025は先週行ってきましたが、まず前編では2台のビジョンモデル「VISION X-COUPE」「VISION X-COMPACT」に関するレポートを公開。
後編では、国内初披露された「新型CX-5(欧州仕様)」を紹介したいと思います。
「新型CX-5(欧州仕様)」
◎外装













☆展示車両の仕様
・グレード・・・・・・Homura(欧州仕様の最上位グレード)
・ボディカラー・・・・ソウルレッドクリスタルメタリック
2台のビジョンモデルをチェックしてから新型CX-5の展示場所へ移動したのですが、すでに人だかりが出来ていて、乗り込み体験も約1時間待ちというスゴイ事に・・・。
結局、ある程度空くと思われる閉館直前にマツダブースを再訪して車体全体も何とか撮りました(苦笑)
今回展示されたのは、7月のワールドプレミアで公開された車両と同じソウルレッドクリスタルメタリックのHomuraで、今のところ欧州仕様の最上位グレード。
発表当初はフロントフェイスがやや厳つすぎる印象もあったのですが、すでにたくさん公開されている画像や動画で見慣れてきた事もあり、初めて見た実車は普通にカッコイイですね。
これまでCX-5は、CセグメントとDセグメントのちょうど中間というサイズ感が特徴でしたが、新型では全長/ホイールベースが約11cm延びた事によって僅かにDセグメントへ近づいた印象。
全幅が1,860㎜(欧州数値)になった事も少し賛否を呼んでる印象ですが、比較対象に挙げられることが多いRAV4/ハリアーも1,850㎜越えなので、今後このセグメントでは当たり前になるかも・・・?
あと、新型CX-5のヘッドライト内部にある赤色のパーツは"5”を模った意匠になってるので、実車を見る機会が来た時はチェックしてみてください。


ちなみに、新型CX-5のエクステリアデザインではフェンダーアーチ上部に採用されてる"凸"の意匠が気になるかもしれませんが、これは一部の海外法人公式リリースで「日本の伝統的建築工法"木組み"からインスピレーションを得たデザイン」と紹介されてます。
おそらくSUVらしい力強さや日本の職人技を表現する手法だと思いますが、ネジや釘を使わない木組み工法は木材を再利用できる特徴もあるので、サスティナブルな意味も込められてるかもしれません。
◎内装













☆展示車の仕様
・内装色・・・・・・・・・ベージュ(本革)
・メーカーオプション・・・パノラマサンルーフ(写真撮り忘れました・・・)
そして、色んな意味で気になっていた内装ですが、最初にも紹介したように乗り込み体験の行列がスゴイ事になっていて約1時間待ち・・・。
その代わり後席/前席両方座れるように対応されてたので助かりましたが、まず後席に座った第1印象は初代/2代目より明らかに広く感じる事。
これはホイールベースが約11cm延びた事もありますが、パノラマサンルーフ(※)が採用された事によって視覚的な開放感が増えた効果もあるかもしれません
(※展示車のHomuraはメーカーオプション)
あと、第7世代商品群の流れにのってドアトリムのグリップが採用されたのも個人的に好感度UPですが、これまでアームレストに備わっていたリアシート用のUSBポート/シートヒータースイッチがセンターコンソール側へ移設されたのは、賛否が分かれる可能性も?
続いて、前方を見て最初に目に入るのが新型CX-5で賛否を呼んでいるセンターディスプレイですが、後席から見てもかなり大きくて良くも悪くもインパクトは十分・・・。
その流れで全体を眺めて見るとベージュレザー内装の質感は必要十分に感じたものの、よく見るとメッキ加飾やピアノブラックのパネルが大幅に減っているので、現行CX-5のExclusive Mode/Sports Appearanceや、MAZDA3/CX-30のレザー内装グレードあたりに乗ってる人が見るとやや質感ダウンに感じるかもしれません。
ピアノブラックのパネルが減ったのはキズが付きやすい事が理由かもしれませんが、Homuraグレードならラージ商品群のような木目調・メタル調パネルがあっても良かった気がします(特にシフト周りは目に入るので・・・)
新型CX-5は今のところナッパレザー内装が発表されて無いので、今後もし登場した場合は各部がグレードアップされるかもしれませんね。


続いて前席に座ってみましたが、新型CX-5で特に賛否を呼んでるセンターディスプレイはかなり大きくて、簡単にドライビングポジションを合わせた状態でも少し圧迫感さえ感じるサイズ。
運転席から見るとディスプレイ上部はダッシュボードとフロントガラスの境目にギリギリ収まってるものの、視界にはほぼ常時入ってしまう印象を受けました。
自動車メディアのレポートによると後席からでも見やすい事を意識したという開発者のコメントを見ましたが、ドライバーよりもパッセンジャー重視なのでしょうか・・・?
今回の展示車は欧州仕様の最上位グレードHomuraなのでセンターディスプレイは【15.6インチ】なので、Homura以外のグレードに装備されてる【12.6インチ】だと圧迫感は軽減されるかもしれませんが・・・。



そして、センターディスプレイのサイズと同じくらい気になったのが「ドライバーモニタリング用カメラ(赤外線LED?)の取り付け位置」
第7世代商品群ではセンターディスプレイのフレーム部分にカメラとLEDが設置されていましたが、新型CX-5ではステアリングコラム上部へ移設された事によってメーター画面と被るようになってました。
今回の展示車はアクセサリーもOFFだったので、画面表示も遮ってしまうのか判断出来なかったのですが、メーターを見ようとすると必ず視界に入ってしまう形状なので、邪魔に感じたのが正直なところ・・・。
もちろんメーターを常に見るわけではありませんが、マツダは第7世代商品群で内装のノイズ(不必要な出っ張りや目立つパーティングライン)を出来る限り減らす取り組みも行っている事を聞いてたので、それを知ってる身からするとセンターディスプレイも含めてノイズは増えた印象。
もしかするとカメラの視認性を上げる目的かもしれませんが、CX-80が英国メディアのドライバーモニタリング機能テストで最高評価を獲得出来た理由としてドライバーモニタリング用カメラがセンターディスプレイのフレーム部分に取り付けされてる事が挙げられてたので、わざわざ邪魔になる位置へ変える必要があったのが疑問も浮かびます。


☆CX-80が英国メディアのドライバーモニタリング機能テストで最高評価を獲得した記事
そして、内装で最も気になっていたタッチパネル操作ですが、今回の展示車はアクセサリーもOFFにされてたので試す事は出来ず・・・・。
すでに主要メディアで新型CX-5のセンターディスプレイの体感レポートも公開されてますが、今回仮にディスプレイが起動してた場合でも左ハンドル車では右手で操作してしまうのであまり参考にならなかった気もします。
日本で実際に使用するのは右ハンドル車なので利き手では無い左手で操作するはずですし、世界の約8~9割が右利きと言われてるので・・・・。
個人的にタッチパネルの賛否は利き腕によって分かれる予感もしていたのですが、右手で操作できる左ハンドルの国でも新型CX-5に対する賛否はかなり分かれてる雰囲気なので、今後どうなるのか・・・。
◎ラゲッジルーム




ラゲッジルームも簡単にチェックしましたが、現行より広くなっていてCX-5の強みの一つと思っていた40:20:40分割可倒式シートもしっかり継承。
その一方で、歴代モデルに採用されていたカラクリトノカバーは新型で無くなったのは少し意外でしたが、思ったより需要が無かったのでしょうか・・・?
ちなみに、ラゲッジ容量は現行型から61ℓ増の「583ℓ」で、2列目シートも倒すと「2,019ℓ」になります。
ジャパンモビリティショーで見てきた新型CX-5の内容をまとめて見ましたが、すでに見慣れた外観は普通にカッコよくて魅力に感じた一方で、内装に関してはセンターディスプレイやドライバーモニタリングカメラの形状・取付位置がどうしても気になってしまいました。
もちろん物理スイッチが削減された事も大きなマイナスポイント(ステアリングスイッチの感触はまあまあ良かったかな・・・?)ですが、第7世代商品群の内装に対するコダワリや造りこみを聞いてきた身からすると、内装自体はシンプルなのにノイズは増えてしまったように感じます。
ただ、同時公開されたビジョンモデルのセンターディスプレイは、新型CX-5と全く異なる意匠なので、今は色んな面で過渡期なのかもしれませんが・・・。
個人的にマツダが大型ディスプレイを採用するならVISION X-COUPEのような横長形状の方が、スッキリと整理されていて引き算の美学にも合ってる気がします。

新型CX-5に関しては内装で気になる面がありますが、まだGoogleや実際の走りは試していないので、これまでの印象が払拭されるのか気になるところ・・・。
(今のところ気持ちいい操作感のスイッチ・ダイヤルを大幅削減してまで大型ディスプレイを採用したメリットが全くと言っていいほど感じられない)
日本市場の発売はまだしばらく先の可能性が高いですが、今後名古屋・大阪・福岡・札幌で開催されるモビリティショーでも新型CX-5が展示予定なので、気になる方は是非一度実車に触れてみてください。

☆他に撮った写真も今後Instagramに投稿していきます。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)