春ごろに生産終了の話が出ていた”マツダオリジナル”のボンゴ。
今回、後継としてOEM供給されるボンゴが発表されました。
まず、マツダオリジナルの商用車として最後まで残っていたボンゴは今年春ごろに生産終了という情報が出ていました。
最後の最後で増産という動きもありましたが、ボンゴバンは6月に、トラックは8月に生産終了となります。
OEM供給となる事は以前から公然の秘密でしたが、ついにボンゴバン・トラックの次期型が発表されました。
画像を見れば分かりますが「トヨタ・タウンエース」「ダイハツ・グランマックス」との兄弟車になります。
このモデルはタウンエースという印象が強いと思いますが、正式には東南アジア向けにダイハツが販売しているグランマックスをベースに3兄弟となります。
製造もダイハツのインドネシア工場で行われているのでマツダ初のダイハツからのOEM供給車でもあります。
今回の発表でマツダの商用車ラインナップはすべてOEM供給車となりました。
3輪トラックから始まったマツダ自社開発の商用車はこれで終了となります・・・。
安全や環境に加えてCASE対応など大変な状況でもあるので開発リソースが限られるマツダが商用車の自社開発から撤退して乗用車に集中するのはやむを得ないところですが寂しくもありますね・・・。
ただ、これまでマツダから商用車に触れてきた固定ユーザーや販売店側にとっては、OEM車とは言え引き続きマツダで商用車ラインナップが残るのはありがたいのかもしれません。
欲しくても買えない、売りたくても売れないというのが一番寂しいですからね・・・。
今後のマツダはより乗用車開発へ集中することで今まで以上に楽しくてワクワクさせてくれる車を生み出して欲しいと願います。