北米で販売終了が発表されたことで今後の動向に注目が集まっているMAZDA6ですが、東欧・ウクライナではほぼ同時期にSKYACTIV-G 2.5ターボが新たに導入されています。
ウクライナの自動車メディア「AUTO 24」でも特集記事が公開されています。
・これまで設定されていた「SKYACTIV-G 2.0・2.5(NA)」に加えてSKYACTIV-G 2.5ターボ搭載モデルを追加。
・最高出力:231ps、最大トルク:420Nm
・SKYACTIV-G 2.5ターボ搭載モデルには特別仕様車「Black Edition」も同時追加。
特別仕様車「Black Edition」は日本で販売されている”Black Tone Edition”と同じ仕様です。
他の地域向けと同様に新世代マツダコネクトや大型ディスプレイは未採用のままとなっています。
MAZDA6のSKYACTIV-G 2.5ターボ搭載モデルが追加という部分だけ見るとそれほど大きな動きではありませんが、北米で販売終了が発表されたほぼ同時期にエンジンラインナップを拡大する動きはなかなか興味深いところ・・・。
ウクライナや隣のロシアは商品導入・改良やモデルイヤー更新がグローバル基準で見ると遅い地域なのでエンジン追加がこのタイミングになった可能性も考えられますね。
ちなみに販売終了を発表した米国・カナダ以外の地域では今のところ販売継続という報道が出ています。
MAZDA6に関しては違う車名で後継車が出るという噂も浮上していますが、もし発表された場合は一足先に現行MAZDA6を販売終了させた北米優先でその他の地域での発売はやや遅れるという可能性もあるかもしれませんね・・・。
地域によって対照的な動きを見せているMAZDA6の今後が気になるところです。