2022年から導入開始される予定となっている発電用ロータリーエンジンを採用したマルチxEVですが、米国マツダが具体的な導入時期を公表しています。
〇米国マツダ公式HP
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米国マツダは8月に詳細情報を発表していた「MX-30 EVモデル」を10月1日から発売開始。
現行ラインナップ一覧にもMX-30 EVモデルが加わってますが(青枠部分)、今後導入予定の"FUTURE VEHICLES"の一覧を見るとCX-5 2022年モデルと並んで「2023 MAZDA MX-30 PHEV」が登場。
"Expected Fall 2022"となっているので2022年秋に導入予定となっています。
そして紹介ページではしっかりと"あのフレーズ"も・・・。
Planned for release in 2022, the Mazda MX-30 model line expands to include a series plug-in hybrid. It combines all the benefits of Mazda’s electrification technology with a rotary generator to charge the battery, providing more range for even more enjoyment behind the wheel.
2022年に発売を予定している「Mazda MX-30」には、シリーズ式プラグインハイブリッド車がラインナップされます。マツダの電動化技術に加えてロータリー発電機でバッテリーを充電することで航続距離を伸ばしより快適なドライブを楽しむことができます。
しっかりと発電用ロータリーエンジンのキーワードが入っているので「マルチxEVベースのプラグインハイブリッド」で間違いないですね。
米国マツダの担当者は7月に「発電用ロータリーエンジンを採用したMX-30 マルチxEVの発売時期に遅れは無い」と現地メディアの取材で回答しているので2022年秋発売も予定通りと思われます。
一方、MX-30 マルチxEVモデル自体は「2022年初頭から生産開始、2022年前半から順次市場導入」という情報も出ているのでMX-30が早めに投入された欧州や日本ではさらに早いタイミングで発売される事も考えられますね。
発電用とはいえロータリーエンジン復活への一歩となるので今後の情報にも注目しておきたいところです。