つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

中国向けのCX-5はリアシートが「4:2:4分割可倒式」ではなく「6:4分割可倒式」である事が分かりました。

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現在のマツダで最量販車種となった「CX-5」ですが、中国向けの車両だけ異なるポイントを見つけたので紹介したいと思います。

 

すでに説明は不要かもしれませんが「CX-5」は2012年に発売開始されてから着実に販売台数を増やして今では最も販売台数が多いマツダ車となっています。

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「2021年3月期(2020年度)のグローバル販売台数 (画像 MAZDA)」

世界中で主力車種となっている事もあってCX-5は非常に高い商品力を持った車種ですが、個人的にCX-5で好印象なのが「リアシートが"4:2:4分割可倒式"である事」

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「左:CX-5(4:2:4分割)、右:MAZDA6ワゴン(6:4分割) (画像 MAZDA)」

4:2:4分割可倒式リアシート自体は他メーカーでも採用されてる車種がありますが、全体的には6:4分割の方が圧倒的に多い印象。

CX-5は初代モデルから4:2:4分割可倒式リアシートを採用していますが、この方式だと4人乗車でも長尺物を載せる事が可能になる等、6:4分割式よりも様々なシートアレンジが可能になります。

個人的にCX-5の大きな強みの一つと思っているポイントですが、たまたま中国仕様の画像をチェックしているとリアシートが他と異なっている事を発見しました。

 

今回取り上げるのは中国の自動車メディア「太平洋汽車」の車種別データベース。

こちらには中国で販売されている車両の画像が掲載されているのですが、現地の販売店に届いたばかりのCX-5 2022年モデルのトランクを見てみると・・・。

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(画像 太平洋汽車)

なんとリアシートが日本や欧米で販売されている車両と違って「6:4分割可倒式」になっています。

同じページに掲載されている2021年モデルの画像をチェックしてみるとこちらも同じでした。

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「中国向け2021年モデル (画像 太平洋汽車)」

長安マツダの公式HPで2021年モデルの諸元をチェックしてみると「后排座椅6:4折叠功能(後部座席の6:4折りたたみ機能)」と書かれていて、全グレード共通でした。

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(画像 長安マツダ)

ちなみに、中国向けの初代CX-5も調べてみると上級・中級グレードは「4:2:4分割」で標準グレードのみ「6:4分割」だった模様・・・。

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「上:上級グレード(4:2:4分割)、下:標準グレード(6:4分割)(画像:太平洋汽車)」

2代目にモデルチェンジしたタイミングで全グレード6:4分割可倒式へ統一されたようなのであまり需要が無かったのでしょうか?

中国仕様のCX-5のみ現地で生産されているのでこのような違いがあるのかもしれませんが、中国以外の地域で販売されているCX-5でも6:4分割可倒式の仕様があるのか気になるところですね・・・。

中国では初代からある仕様なのですでにご存知の方もいるかもしれませんが、CX-5に関してちょっとした新発見でした。