つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

ドイツでカモフラージュが施されている「MX-5(ロードスター)」がスクープされたので詳しくチェック。テスト車両 or 訓練車両?

発売開始から7年が経過したNDロードスターですが、ドイツ国内を走行するテスト車両がスクープされました。

 

Twitterで一足先に取り上げましたが、複数の海外メディアがMX-5(ロードスター)のテスト車両をスクープしています。

〇「CARSCOOPS」

(画像 CARSCOOPS)

〇「motor1.com」

(画像 motor1.com)

両方の記事で具体的な撮影地は書かれていませんが、背景を見る限りだとニュルブルクリンク周辺で撮影されてる気がしますね・・・。

スクープされたのは17インチホイールを装着したソフトトップモデルで、これまで欧州で目撃されたマツダのテスト車両と同様にナンバープレートの頭文字は"HG"

("HG"=欧州の研究開発拠点「マツダR&Dヨーロッパ(MRE)」があるヘッセン州オーバーウルゼルを表す)

CARSCOOPSの写真に写っているブラックの車両もマツダ保有のものと思われます。

(画像 CARSCOOPS)

まず目に入るのはカモフラージュが施されたフロントバンパーですが、比較する限りだと現行モデルから変わってる部分はありません。

(画像左:CARSCOOPS、右:NetCarShow.com)

リアフェンダー周辺に継ぎはぎのように見える部分がある事から両方のメディアでは「オーバーフェンダーになってるのでは⁉」と推測していますが、これはおそらく計測機器などの配線でこれまで目撃されたマツダのテスト車両でも同じような感じで貼り付けられていました。

(一例:2018年末にニュルブルクリンクで目撃されたテスト車両)

2019 MAZDA MX5 CONTINUOUS TESTING AT THE NÜRBURGRING - YouTube

(画像 Automotive mike)

今回のテスト車両も配線をドアの隙間から出してボディ後方各部へ張り巡らしているので、計測機器などの配線と思われます。

(画像 motor1.com)

内装も少しだけ確認する事が出来ますが、マツダコネクト用ディスプレイのサイズ・メーター・ステアリングなども変わっていない様子・・・。

(画像 motor1.com)

今回取り上げた両方のメディアでは「次期型(NE)のテスト車両なのでは⁉」という推測を立てていますが、これまでチェックした限りだと現行モデルから変わっている部分は無さそうに思います。

 

 

マツダR&Dヨーロッパ(MRE)を取材した記事によると「年に2回程度テストドライバーの運転訓練をニュルブルクリンクで行う」との事なので、今回目撃された車両も商品改良や次期型のテスト車両ではなく訓練走行用の車両がやや有力でしょうか・・・?

ただ、それだとあまり夢が無いので(笑)外観はそのままに中身だけ新しいエンジンを搭載したテスト車両という可能性はあるかもしれません(マイルドハイブリッド etc・・・)

マツダの特許でもロードスターやスポーツカーを意識した内容が複数出願されているので・・・・。

現行型の販売はまだしばらく続く流れが有力ですが、販売開始から7年が経過しているので次期型の存在も気になるところです。

ちなみに、日本ではすでに商品改良(小変更?)に向けた動きが出ているので気になる方はチェックしてみてください。