現行モデルが登場してから8年が経過した「MAZDA2」ですが、中東のイスラエルでは2022年に最も売れたコンパクトカーになったようです。
今回取り上げるのはイスラエルの情報サイト「walla」が12月23日に掲載したこちらの記事。
リンク先によると・・・・。
・MAZDA2は2022年にイスラエルで約7,000台販売されて国内で最も売れたBセグメント車に(2位は4,150台販売したヒュンダイ i20の模様)
・昨年までは「トヨタ ヤリス」「ヒュンダイ i20」がベストセラーだったが、いずれのメーカーも収益性改善のためにSUVの販売へ集中したため供給台数が大きく減少。その中でもMAZDA2は供給台数が安定していたのもTOPになった理由。
昨年までベストセラーだったライバル車種の供給台数が大きく減少した事が理由とは言え、MAZDA2が2022年にイスラエルで最も売れたBセグメントカーになったようです。
ただ、記事ではMAZDA2が販売台数TOPになった事を"返り咲いた"と表現しているので、以前にも年間販売台数でTOPになった事があるのかもしれません。
これまでイスラエルのマツダ車に関する情報を取り上げた事が無かったので調べてみると、現在イスラエルマツダを運営するインポーター「Delek Motors Ltd.」が2000年代初頭にマツダ車を扱い始めてから国内シェアTOP10(7位~8位)に入るようになったようですが、昨年はブランド全体で15,136台販売して5位に躍進したとの事。
Mazda Prepare to Be Amazed | מאזדה ישראל האתר הרשמי
欧州市場と似たラインアップですが、中東地域に位置する事を考えると「CX-9」が販売されていないのはちょっと意外・・・。
今回取り上げと記事によるとイスラエルでは「CX-5」「CX-30」「MAZDA3」も売れ筋になっているようです。
現時点でラージ商品群の導入予定は公表されていないようですが、標準ボディの「CX-60/CX-80」、ワイドボディの「CX-70/CX-90」どちらが導入されるのか気になるところ・・・。
米国市場を最重要視しているマツダではありますが、それ以外の地域でも販売台数やシェアを着実に広げていく事が期待されますね。