つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

発電用ロータリーエンジンを搭載したPHEV「MX-30 R-EV」の排気口の位置。

(画像 ドイツマツダ)

今月13日に欧州で正式発表されてから多くの注目を集めている発電用ロータリーエンジンを搭載したPHEV「MX-30 R-EV」ですが、今回は排気口の位置が判明したので紹介したいと思います。

 

 

「MX-30 R-EV」に関しては今月13日に欧州で正式発表されてからこのブログでも随時情報を紹介。

一部の国ではコンフィギュレーターやWEBカタログも公開されたので徐々に詳細が明らかになってきましたが、個人的にMX-30 R-EVでずっと知りたかったポイントの一つが「排気口の位置」

マツダは2019年にノルウェーで開催したEVプロトタイプ(e-TPV)の試乗イベント会場に発電用ロータリーエンジンを搭載したプラットフォームのカットモデルを展示していたのですが、そこで展示していたカットモデルは”排気口の位置がフロントタイヤの後側方"でした。

同時にロータリー復活! マツダが発表した初の電気自動車コンセプトを詳細チェック! - YouTube

(画像 LOVECARS!TV!)

一般的なリアではなくフロントタイヤのすぐそばに配置されているのが驚きでしたが、個人的に「この排気口の位置なら様々な車種・位置に発電用ロータリーエンジンを搭載できるのでは?」という妄想が広がっていました。

そのような理由からMX-30 R-EVの排気口の位置が気になっていたのですが、海外メディアが排気口の写真を掲載しています。

 

 

今回取り上げるのはポーランドのニュースメディア「dziennik.pl」が掲載した記事。

こちらはブリュッセルモーターショーでMX-30 R-EVを詳しく取材した記事となっていますが、その中にあったのがこの画像。

(画像 dziennik.pl)

これは会場に展示されているMX-30 R-EVのフロア下を撮影した写真ですが、車両前方から伸びている排気経路と排気口が確認できます。

ブリュッセルモーターショーで展示されてるのはおそらくプロトタイプだと思いますが、これから仕様が変わる事はさすがに無いと思うので2019年に公開されたカットモデルから変更されて一般的なリアに配置されたようですね。

欧州マツダが公開したMX-30 R-EVの構造画像をよく見ると2つの触媒(一つはGPF?)を通ってから排気経路が車体右側へ延びているようにも見えます・・・。

「MX-30 R-EVの車体構造図 (画像 ドイツマツダ)」

今回の構造だとMX-30 R-EVのようなFF車以外で搭載可能なのはFR車くらいでしょうか・・・?

排気口がフロントタイヤ後側方のままなら2020年代後半に導入予定のEV専用プラットフォームにも搭載可能では?という妄想もしてたのですが・・・(笑)

 

 

ただ、発電用ロータリーエンジンはまだ正式発表されたばかりなので、まだまだ秘密が隠されてる可能性も十分考えられます。

それほど遠くない時期にMX-30 R-EVのメディア試乗レポートも解禁されると思うので引き続き情報に注目しておきたいと思います。