次期型や後継モデルに関する情報が中々出てこない「MAZDA6」ですが、英国でも販売が終了したという情報が出てきました。
「MAZDA6」の現行モデルは2012年に発売開始されてから約10年が経過していますが、北米では2021年5月に販売終了を発表。
さらに昨年後半には欧州で販売ラインアップ一覧から無くなってる国も出てきています(販売終了に関するニュースリリースは現時点で無し)
次期型や後継モデルに関する信憑性の高い情報も出てこないので、先行きが読みにくい状況となっていますが、さらに英国でも販売終了という情報が出てきました。
今回取り上げるのは英国の大手自動車メディア「AUTOCAR」の記事。
リンク先によると・・・・。
・英国マツダからAUTOCAR編集部へ寄せられたリリースによると、SUV需要が拡大する一方でDセグメントセダンの需要が低下している事からMAZDA6の販売を終了する事が決定された。
・ただし、欧州の一部地域では当面のあいだ販売が継続される。
どうやらAUTOCAR編集部にMAZDA6販売終了に関するリリースが届いたとの事。
今のところ英国マツダ公式ニュースリリースで販売終了の発表はされていませんが、公式HPのラインアップ一覧を見ると確かにMAZDA6が無くなっています。
AUTOCARの記事では欧州における2022年1月~11月の販売台数データも掲載。
・MAZDA6・・・・4,104台
・CX-30・・・・・32,636台
・CX-5・・・・・・27,828台
・CX-60・・・・・8,162台(2022年8月末頃から発売開始)
発売開始から10年程度経過している事やマツダコネクトが旧世代のままというのも理由と思われますが、SUVモデルより販売台数はかなり少なくなっています。
ちなみに、欧州ではつい先日ポーランドマツダも「デジタルラジオの規格が新しくなる事」を理由にMAZDA6の新車注文受付を停止すると発表しましたが、英国もデジタルラジオがかなり普及している国という情報もあるので、これも関係してるかもしれませんね。
マツダは今年既存のSUVモデルに加えてラージ商品群のSUV「CX-70」「CX-80」「CX-90」も登場予定となっていますが、ここまでくるとさすがにSUVへ偏り過ぎてるのでは?という気持ちが強まる一方ですね・・・
SUVが売れ筋なのは重々承知してますが、さすがにそろそろSUV以外の新たな提案を見たいところ・・・。
日本では昨年末の商品改良で20th Anniversary Editionに注目が集まっているMAZDA6ですが、海外では徐々に販売地域が限られてくるかもしれませんね。