先週にCX-90米国仕様の詳細をブログで紹介しましたが、カナダマツダも一部情報を公開しています。
1月31日(現地時間)にワールドプレミアされた「CX-90」ですが、先週には米国マツダが車両価格やグレード構成などの詳細情報を公開。
春頃の発売開始に向けて詳細が明らかになってきていますが、これに続いてカナダマツダも一部情報を公開したので紹介したいと思います。
〇カナダマツダ公式HP・CX-90専用サイト
まずは「直6ガソリンターボモデル」と「プラグインハイブリッドモデル(PHEV)」それぞれのグレード構成から。
米国仕様の直6ガソリンターボモデルは8グレード構成でしたが、カナダ仕様の場合は6グレード構成で、エンジンの最高出力は「GS・GS-L・GT」が標準の280hp仕様、「GT-P・SIGNATURE」はハイスペックの340hp仕様。
米国仕様はフェンダーアーチ等がボディ同色になっているグレードのみハイスペックVer.になっていましたが、カナダ仕様の場合はGT-Pのみ未塗装樹脂仕様となっているのが異なります(グレード全体でもボディ同色仕様はSIGNATUREのみ)
一方のプラグインハイブリッドモデルに関しては米国仕様と同じグレード構成でした。
これ以外で米国仕様と異なるポイントを挙げていくと・・・・。
①:18インチアルミホイール装着車が存在。
米国仕様のCX-90に装着されるアルミホイールは「21インチ」と「19インチ」でしたが、カナダ仕様の場合はさらに直6ガソリンターボモデルのベースグレード"GS"に「18インチ」も採用。
ここ最近のマツダは一つの車種に用意するホイールのインチサイズが基本的に2種類なので、3種類存在するのはかなり稀です。
ちなみにラージ商品群第一弾の「CX-60」にも18インチホイールが用意されているので同じ物が装着されてるのでは?という事も頭に浮かびましたが、比べてみるとデザインも少し異なりますね・・・。
②:ボディカラーラインナップに「アークティックホワイト」も設定。
米国仕様のボディカラーラインアップは全て合わせると8色でしたが、カナダ仕様の場合はさらに直6ガソリンターボ・PHEVそれぞれのベースグレード"GS"向けにアークティックホワイトも設定。
このグレードでは逆にロジウムホワイトプレミアムメタリックが選択不可となっています。
③:「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「アーティザンレッドプレミアムメタリック」両方を選べるグレードは無し。
米国仕様では「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「アーティザンレッドプレミアムメタリック」両方を選べるグレードがいくつか存在していましたが、カナダ仕様では両方選べるグレードがありませんでした。
ソウルレッドクリスタルメタリック・・・「GS-L / 直6ガソリンターボのGT」
アーティザンレッドプレミアムメタリック・・・「PHEVのGT / GT-S / SIGNATURE」
※「GS」はどちらも選択不可
当初からアーティザンレッドプレミアムメタリックはラージ商品群向けに開発した事が公表されていましたが、カナダ仕様の設定はそれを象徴している感じですね。
今度登場する「CX-70」でも同様の設定にするのか気になるところ・・・。
現時点で確認できる米国仕様との違いは以上となりますが、CX-90カナダ仕様に関しては米国と同様に今年春ごろから発売開始と公表されているので、それほど遠くない時期に実車が販売店へ届き始める可能性もあります。
北米へ実車が届き始めた時に米国仕様とカナダ仕様の違いも改めてチェックしてみたいところ・・・。
個人的に18インチアルミホイールは同じ3列シートSUVの「CX-80」にも採用されるのでは?という妄想も膨らむので合わせて注目しておきたいところです。