つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダが電動化技術を採用したC・Dセグメントのセダンを2025年までに中国市場へ投入するかもしれない?

(画像 MAZDA)

マツダが北米に続いて重要視している中国市場ですが、現地では2025年までに登場する新型車に関する噂が出てきました。

 

 

今回取り上げるのは中国の自動車メディア「k.sina.com」が掲載したこちらの記事。

リンク先によると長安汽車マツダによる中国の現地合弁法人「長安マツダ」が国内販売店向けの会議を先日開催して、今後登場する新型車に関してもいくつか発表があったとの事。

中国メディアの記事はやや信憑性が微妙な場合もあるので"あくまで噂"レベルの内容ではありますが、気になる内容もあるので紹介してみたいと思います。

 

 

①CX-50とCX-90について。

(画像 MAZDA)

中国ではすでに「CX-50」が正式発表されている事に加えて、今年後半には「CX-90」も導入予定と報道も出ていますが、これに関しては・・・。

已在去年广州车型亮相的全新SUV车型CX-50,在今年上班上市后,就会在短时间内推出HEV混合动力版本。

马自达品牌的全新品牌旗舰SUV车型CX-90,也计划在年内与中国用户见面,这款新车除燃油版本外,也将带来包括48V轻混、PHEV插电式混动在内多种动力组合。

昨年広州で発表された新しいSUVモデルCX-50は、今年発売開始されてからそれほど期間を空けずにハイブリッドバージョンも発売する予定です。

マツダの新しいフラグシップ SUV モデル CX-90も、今年中に中国へ導入される予定です。 CX-90は内燃機関に48Vマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど様々な組み合わせのパワートレインも提供します。

基本的にはすでに出ている情報通りですが、現地で要望の多いCX-50のハイブリッドモデルに関してはそれほど期間を空けずに発売される予定との事。

CX-50のハイブリッドモデルは北米でも発売予定となっているので、ほぼ同時期に両地域で発売されるかもしれませんね。

 

 

②:セダンの行方について。

(画像 MAZDA)

グローバルでは需要が縮小しているセダンですが、中国市場は今でも比較的高い需要があります。

これに関してもこのような一文が・・・。

除了加速导入SUV车型外,在最能体现马自达操控性能的轿车领域,长安马自达计划在2025年前推出搭载电动化单元的C、D级中大型轿车产品,并具备领先的智能辅助驾驶功能和极具竞争力的续航里程。

長安マツダSUVモデルの導入を加速させると共に、マツダのハンドリング性能が最も反映されるセダンセグメントにおいて、電動化技術を採用したパワートレインや先進的な運転支援機能を備えた競争力のあるCセグメントおよびDセグメントの中大型セダンを2025年までに投入する予定である。

リンク先の記事によると長安マツダは2025年までにCセグメントDセグメントのセダンを投入する計画があると販売店向けに公表したとの事。

ただ、自動翻訳べーすなのでCとDの中間サイズとなるCDセグメントのセダンを1台開発するという意味の可能性もあります(MAZDA6はCDセグメントと呼ばれる場合もあるので・・・)

パワートレインに関してはマイルドハイブリッドやEVなど様々な候補が浮かびますが、欧州マツダCEOのMartijn ten Brink氏は「MAZDA6の次期型・後継モデルが登場する場合はEV専用プラットフォームをベースにしたモデルになる可能性が有力」と証言しているので、Dセグメントセダンが噂通り登場する場合はEVの方が有力でしょうか・・・?

個人的には直6エンジン+FRで登場して欲しいですが(笑)

CセグメントのセダンはMAZDA3の事だと思われますが、中国市場で販売されている「CX-30 EV」と同様に長安汽車製のEVユニットを採用する可能性も考えられますね・・・。

 

 

〇EVモデルに関して

「中国市場専用のCX-30 EV (画像 長安マツダ)」

中国では長安汽車製のEVユニットを採用した中国市場専用モデル「CX-30 EV」が販売されていますが、現地で高まっている電動化モデルの需要にはまだまだ対応できていません。

これに関しても・・・。

而在在纯电动SUV领域,继CX-30 EV后,长安马自达还将继续推出紧凑型SUV级别的全新产品,继续扩大在新能源市场的细分布局。未来更加多元化的驱动方式也将陆续导入全球和中国市场。

ピュアEVのSUVセグメントでは、CX-30 EVに続いてコンパクトSUVクラスに新商品を投入し、新エネルギー市場でのセグメンテーションを拡大していきます。 また、より多様な駆動方式を今後、グローバルおよび中国市場に導入していきます。

こちらに関してもすでに販売されているCX-30 EVに続いてコンパクトSUVのEVモデルを投入していく方針のようです。

すでに現地では「4月に開催される上海モーターショーで長安マツダが新しい中国市場専用EVモデルを発表する」という報道も出ていますが、CX-30以外のコンパクトSUVではCX-4のEVモデルが有力でしょうか・・・?

さらに現在マツダがグローバルで販売しているEVの駆動方式はFFのみですが、取り上げた記事によると別の駆動方式も登場予定との事。

AWDはもちろんですが後輪駆動のEVも出てくるのか気になるところですね・・・。

 

 

今回取り上げた記事で気になった内容は以上となりますが、特に気になるのはセダンの行方。

ここ最近のマツダSUVモデルの話題に偏り過ぎてる印象もあったので、新しいセダンに関する話題が出てきたのは嬉しいところ。

ただ、最初に触れたように現時点では"あくまで噂"という状態である事に加えて、もし登場したとしても中国市場専用モデルになるかも?という心配も頭に浮かびますが・・・。

今後SUV以外のモデルに関する計画が発表される可能性もあるので引き続き情報に注目しておきたいと思います。