つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

長安マツダが「CX-50 中国仕様」の量産と注文受付開始を正式発表、さらに上海モーターショーで「CX-90」の実車を中国初披露か?

(画像 長安マツダ)

昨年末に正式発表されてから随時情報が公開されてきた「CX-50 中国仕様」ですが、事前情報通り本日3月16日から量産と注文受付が開始されたようです。

 

 

「CX-50 中国仕様」は昨年12月に正式発表されてから随時情報発信されていた事に加えて、現地メディアを通じて3月16日に発売(注文受付開始)という噂も浮上。

内容が具体的な噂だった事もあって動向が気になっていましたが、複数の現地メディアが本日3月16日からCX-50の量産と注文受付が開始と報じています。

 

〇pcauto.com

〇autohome.cn

長安マツダはCX-50量産開始セレモニーを現地の動画チャンネルでLIVE配信したようですが、autohome.cnの記事にはセレモニーの模様が掲載されています。

(画像 autohome.cn)

量産開始に合わせて注文受付も始まった事から長安マツダ公式HPのCX-50専用サイトでもこれまで公開されてなかったインテリア画像などが新たに公開されています。

長安マツダ公式HP

(画像 長安マツダ)

CX-50中国仕様の後部座席スペースは北米仕様より55㎜広くなっている事が公表されていますが、今回公開されている画像で比較してみると・・・。

「左:北米仕様、右:中国仕様 (画像 MAZDA USA、長安マツダ)」

比較してみるとドアトリムとリアシート間にある内装パーツの幅が異なります。

ホイールベースは同じなので、事前情報通り中国仕様は後部座席の広さを重視していると言えますね。

本日より量産と注文受付が開始されたCX-50中国仕様は5月に発売開始予定と案内されています。

 

そして最初に紹介したautohome.cnの記事ではさらに気になる内容も・・・。

未来长安马自达将会每年都推出至少两款新车型,同时首家长安马自达体验中心将于近期在南京开业。另外在活动现场上,官方表示马自达CX-90将会在4月18日开幕的上海车展上迎来国内首秀。

今後、長安マツダは毎年少なくとも2つの新型車を発売し、南京には初の長安マツダ体験センターがまもなく開設される予定です。 また、今回のイベントで関係者は、マツダCX-90が4月18日に開幕する上海モーターショーで国内初披露することを明らかにした。

長安マツダはCX-50の量産開始に合わせて今後の大まかな商品計画にも触れたようですが、来月開催される上海モーターショーで「CX-90」を中国初披露する事を公表したとの事。

「CX-90」に関しては北米やオーストラリアに続いて中国市場にも2023年後半に導入する計画が発表されていましたが、ついに中国で実車が初披露されるようです。

さらに新型車を毎年少なくとも2つ発売する計画もあるようですが、現地では「中国市場専用の新しいEVモデルが上海モーターショーで発表される」という噂が年明けから出ているので、CX-90と合わせて新たな電動化戦略も発表される可能性があるかもしれません。

 

中国市場では長らくオールニューの新型車が投入されなかった事で販売台数を大きく減らしているマツダ長安マツダ)ですが、CX‐50を皮切りに続々と動きが出てきそうですね・・・。