つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

フィリピンマツダが「CX-60」導入を正式発表、さらに「CX-90」も2023年末までに導入する事を公表。

(画像 フィリピンマツダ)

今年に入ってから導入地域がどんどん増えている「CX-60」ですが、フィリピンでも導入が正式発表されました。

 

 

フィリピンでは今年春ごろから「CX-60」が6月頃に導入される噂が出ていましたが、フィリピンマツダは噂通りCX-60を6月9日に発表する事を予告する内容を公式SNSに投稿。

すでに導入されるパワートレインや価格に関する情報も出ていましたが、予定通り6月9日(現地時間)に発表されました。

 

 

〇フィリピンマツダ公式HP・CX-60専用サイト

〇「TopGear」フィリピン版の記事

〇フィリピンの自動車専門チャンネル「Go Flat Out PH」の動画

フィリピンマツダがCX-60導入を正式発表したのに合わせて現地メディアも一斉に記事や動画を解禁。

事前情報通りフィリピンへ導入されるエンジンは「e-SKYACTIV G 3.3ターボ」「e-SKYACTIV D 3.3」2つの直6マイルドハイブリッドで、エクステリアはボディ下部やフェンダーアーチがボディ同色のモデルのみとなっています。

 

グレードは2つのみですが、エンジンによって内外装カラーが差別化されています。

AWD HEV TURBO」

・直6ガソリンエンジン"e-SKYACTIV G 3.3"搭載グレード。

・外装は日本仕様の"Modern"系グレードと同じ。

・内装は日本仕様の"Exclusive Sports / Exclusive Mode"と同じ。

(画像 フィリピンマツダ、TopGear.ph )

AWD HEV TURBO-D SPORT」

・直6ディーゼルエンジン"e-SKYACTIV D 3.3"搭載グレード

・内外装は日本仕様の"Premium Sports"と同じ。

(画像 フィリピンマツダ、TopGear.ph )

エンジンによって内外装の仕様が異なるのは中々独特な構成ですが、車両価格や各メディアの記事を見る限りだと「AWD HEV TURBO-D SPORT」の方がより上級グレードな位置づけのようですね・・・。

ただ、以前取り上げたジャカルタ州のデータベース上ではこれ以外にもマイルドハイブリッド無しのエンジン搭載モデルや2WDモデルの情報も登録されているようなので、今後さらにグレードやパワートレインが追加される可能性も考えられます。

 

 

いよいよASEAN地域でもラージ商品群の導入が本格始動した感じですが、フィリピンでは以前から「CX-90」も導入される噂が・・・・。

これに関しても現地メディアが情報を掲載しています。

〇「TopGear」フィリピン版

〇フィリピンの自動車メディア「CarGuide.ph」

リンク先の記事によると、CX-60発表イベントの場でフィリピンマツダ社長兼CEOのSteven Tan氏から「年内にCX‐90も導入する」という発言があったとの事。

フィリピンではCX-9が販売されているので、北米やオーストラリアと同様にCX-90と入れ替わる可能性も頭に浮かびますが、CarGuide.phの記事によるとCX-9は廃止されずに引き続き併売されるようです。

ただ、フィリピンではCX-8も販売されているので、情報通りだとすればサイズが近い3列シートSUVが3車種も販売される事に・・・(笑)

併売というよりは段階的に入れ替えという意味の可能性もありそうですね・・・。

「フィリピンで販売されているSUVラインナップ (画像 フィリピンマツダ)」

 

「CX-60」は今年に入ってから導入地域がどんどん増えている状況ですが、日本と欧州で発売開始されてからもうすぐ1年が経過するので、そろそろ1回目の商品改良の動向も気になるところです・・・。