つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダが2023年株主総会を開催して毛籠新社長による新体制がスタート、全個体電池の研究に関する発言も。

(画像 MAZDA)

本日2023年6月27日、マツダ株主総会を開催。

毛籠社長による新体制が正式にスタートしました。

 

 

マツダ公式HP・株主総会関連ページ

中国新聞

広島テレビニュース

今年の出席者は昨年より大幅に増えて229人となり、出席者からは主に電動化対応やAI活用に関する質問が出たようです。

あと、実際に株主総会へ出席した知人の話によるとこれ以外にも「CX-60の不具合対応」「セダンモデルの今後」「モータースポーツ活動」等に関する質問も出たとの事(一人一答なのに複数質問しようとする人などもいたみたいですが・・・w)

今後の新型モデルに関する具体的な話はさすがに出てこなかったようですが、中国新聞によると「全個体電池の研究を進める」という説明があったようです。

マツダは昨年から今年にかけてエンビジョンAESCとパナソニックエナジーから電池供給を受ける体制を整えてきてましたが、さらに全個体電池の研究を進める話も出たのは中々驚きです。

マツダ2020年代後半からBEVの本格的導入を開始する予定ですが、内燃機関の進化と合わせて電動化に向けた動きもさらに加速させていきそうですね・・・。

 

そして、すでに3月17日のニュースリリースで発表されていますが、今年の株主総会は社長が丸本さんから毛籠さんへ交代する大きな節目となりました。

マツダ公式HPでは毛籠さんが新社長へ就任したのに合わせて早速トップメッセージやアップデートされた企業理念等が公開されています。

基本的なブランドビジョンや経営方針などはこれまでの流れを受け継ぐ形ですが、個人的には2030 VISIONのスローガン(?)である「"走る歓び"で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる」は特に惹かれるものがあります。

特に"クルマ好きの会社"というフレーズが入っているのは、以前からスポーツカーやモータースポーツにかなり理解のある毛籠さんらしいところな気もしますね。

一方で、相談役になられる丸本社長は2018年からの5年間を株主総会内で振り返られていますが、就任直後の豪雨災害だけでなく2020年からのコロナ禍などかなり激動の5年間だったのは間違いありません。

その中でも販売・経営の改善やラージ商品群の導入を進められたのは本当に大変だったと思います。

引き続き相談役としてマツダを支えられると思いますが、本当に5年間ありがとうございました!

 

 

毛籠新社長による新体制がスタートしたマツダですが、今年は10月にJAPAN MOBILITY SHOW 2023(旧東京モーターショー)も開催予定なので、次世代に向けた新たな発表にも期待したいところです。