今年後半にも発売開始されるのが有力視されている「CX-50 ハイブリッド(中国仕様)」ですが、さらに続報が出てきています。
CX-50 ハイブリッドモデル(中国仕様)は今年4月の上海モーターショーで正式発表され、7月には政府機関へ届出された資料によってエンジン形式や一部スペックが明らかに。
中国での発売開始は今年秋(10月?)という噂も出ていますが、さらに燃費性能などに関する噂も出てきています。
今回取り上げるのは中国の自動車メディア「Cheshi.com(网上车市)」に掲載された記事。
リンク先によると・・・・。
・長安マツダの販売店へ取材したところCX-50 ハイブリッドは10月に発売開始予定で、車両本体価格は「23万6,800元~23万9,800元」であることが分かった。
・搭載されるのはトヨタ製の第5世代ハイブリッドシステムで、組み合わされるエンジンもカムリ等と同じ形式のものが組み合わされる。
・ハイブリッドモデルの燃費性能は「5.1L/100km」で、すでに販売されている純内燃機関モデル(7.2L/100km)より大幅に低減される。
どうやら网上车市は長安マツダの販売店へ直接取材を実施して車両本体価格や燃費性能に関する回答を得たようです。
すでに販売されている純内燃機関モデルの車両本体価格は「15万9,800元~20万6,800元」なので、噂通りならCX-50中国仕様の上位モデルという位置づけでしょうか・・・?
参考までに記事に掲載されているハイブリッドモデルのスペックを純内燃機関モデルやトヨタのSUVモデルと比較。
(CX-50中国仕様との比較)
※:ヴェンザ・・・ハリアーの海外仕様名
※:ワイルドランダー・・・中国で販売されているRAV4の兄弟モデル
7月に公開された政府機関への届出資料だとハイブリッドモデルはFFとAWDが登場する可能性が出ていますが、ヴェンザとワイルドランダーと比較する限りだと今回の記事に掲載されている数値はFFが有力でしょうか・・・?
あとはグレードによって数値も僅かに前後する可能性も考えられますね。
7月に公開された政府機関への届出資料からハイブリッドシステムだけでなくエンジンもトヨタ製の可能性が出ていましたが、今回の比較でも最高出力が全く同じで燃費性能も同等なので、噂通りハイブリッドシステムだけでなくエンジンもトヨタ製の可能性がかなり高そうです。
ちなみにCX-50ハイブリッドモデルは北米でも販売する事がすでに公表されており、こちらもまもなく正式発表される可能性が出てきています。
中国仕様はハイブリッドシステムとエンジンがトヨタ製になる可能性が高まっていますが、北米仕様も同様の構成になるのか気になるところ・・・・。
中国の場合は特に様々な制約が絡んでいる事も考えられるので・・・。
噂どおり10月に発売開始されるとすれば今後も続々と情報が出てくると思われるので引き続き注目しておきたいと思います。