マツダが最も重要視しているのは北米市場ですが、現地法人の北米マツダが新たなデザインシニアディレクター就任を発表しました。
マツダのデザイン関連拠点は日本だけでなく北米(米国)・欧州(ドイツ)・中国にもありますが、北米マツダは2021年3月に現行MAZDA3のチーフデザイナー等を担当された土田康剛さんのデザインシニアディレクター就任を発表。
次世代車だけでなくブランド戦略も含めたデザインを担当する重要な役職と発表されていましたが、ちょうど3年が経過したこのタイミングで新たなデザインシニアディレクター就任が発表されています。
今回北米マツダの新たなデザインシニアディレクターに就任されたのはJacques Flynnさん。
Jacques Flynnさんは2006年から北米マツダのエクステリアリードデザイナーとして在籍されており、NDロードスター(MX-5)のエクステリアデザインだけでなくIMSAに参戦していたプロトタイプマシン"RT24-P"のデザイン責任者も担当。
その後2017年からは一旦米国のプレミアムEVメーカー"Karma Automotive"へ移籍していましたが、昨年2月に北米マツダへ復帰してブランドスタイル担当ディレクターに就任していました。
北米マツダの西田副社長はニュースリリースで「彼のブランドマネジメントにおける豊富な経歴は、CASEの時代へ移行していくマツダのデザインとブランドスタイルにとって極めて重要」とコメント。
北米では土田さん就任から予定されていた第7世代商品群の新型車導入(CX-50 / CX-70 / CX-90)が一通り済んだので、CASEや電動化がより重要視される次世代へ移行するこのタイミングで次のデザインシニアディレクターへバトンタッチする狙いがあるのかもしれません。
あとは土田さんが次にどのような役職を担当されるのか気になるところ・・・。
今後の北米市場は今年後半にCX-50 ハイブリッド、2025年には新型BEV(CX-5が有力か?)が導入予定となっている事から、ブランドデザイン等もどのように進化していくのか注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。