特許と並行してチェックしているマツダの商標・意匠情報ですが、中国で意匠登録に関する新たな動きが出てきています。
今回取り上げるのは「中国国家知識産権局(CNIPA)」のデータベースから。
こちらは中国における商標・意匠関連の登録機関ですが、こちらのデータベースを調べてみるとマツダが新しい意匠登録を2つ取得していました。
①:意匠番号 CN308663336S
まず一件目はアルミホイールに関する意匠登録ですが、こちらは「CX-50 中国仕様」の19インチアルミホイール。
【马自达CX-50行也】马自达_马自达CX-50行也报价_马自达CX-50行也图片_汽车之家
中国では昨年初めからCX-50が販売されていますが、19インチのアルミホイールは先に販売されていた北米仕様と異なるデザインです。
現時点でこのデザインのアルミホイールを採用してるのはCX-50 中国仕様のみですが、北米でも今年後半にハイブリッドモデルが追加予定なので、既存とは異なるデザインが登場するのか気になるところ・・・。
②:意匠番号 CN308661917S
※ピンク色で表されている部分は意匠対象外
こちらはシートに関する意匠登録ですが、ピンク色で示されている部分は対象外なのでシートの中でも座面に関する内容。
そして形状を見る限りだと「ICONIC SP」に装着されてるシートだと思われます。
ICONIC SPに関する意匠はすでにエクステリアデザインやダッシュボードなど多くの内容が国内外で登録されましたが、シートに関する意匠登録が公開されたのは今回が初。
中国で初公開されたのはちょっと予想外でしたが、欧州や日本ではまだ内容が未公開の意匠登録(秘密意匠)が複数あるので、その中にICONIC SPのシートに関する内容が含まれてるかもしれませんね。
(一例)
今回中国で新たに公開されたマツダの意匠登録は以上になりますが、今後も国内外で新たな意匠が公開されていくはずなので特許・商標と合わせて引き続き注目しておきたいと思います。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。