マツダのBセグメントモデルとして販売されている「MAZDA2」ですが、現行モデルに設定されているディーゼルモデルに関する報道が出てきました。
MAZDA2(デミオ)の現行モデルは2014年に発売されてから今年でちょうど10年が経過しますが、Bセグメントコンパクトカーでは珍しいディーゼルモデルも用意されているのが大きな特徴。
軽油の値段が安い日本でも人気を集めてきたモデルですが、国内販売・生産が終了する報道が出てきました。
一足先にTwitter(現:X)で取り上げましたが、マツダに関する情報でおなじみ「中国新聞」の記事から。
ついに中国新聞でも報じられましたね・・・。
— taku2 (@taku2_4885) 2024年7月9日
マツダ2のディーゼルエンジン車、国内生産終了へ 9月中旬、排ガス規制厳格化受け判断|中国新聞デジタル https://t.co/fcnE9kX74l
・9月中旬に国内生産を終了予定。
・MAZDA2のような発売済みのディーゼルエンジン搭載車も今年10月から路上を走りながら窒素酸化物を測定する試験(RDE試験)を受ける必要が出てくる。
・試験で定められた規制値を確実に下回るにはエンジンの改良が必要だが、1.5Lディーゼルエンジンを搭載した車種はMAZDA2しか無く、マツダは資金や時間をかけるのは合理性を欠くと判断(直近の販売割合も1割程度だった模様)
・タイ工場で生産されているMAZDA2のディーゼルモデルは、現地の法規に対応しているので生産・販売を当面続ける。
MAZDA2の1.5Lディーゼルモデルに関しては今年に入ってからSNS等で販売終了の噂が出ていましたが、中国新聞でも報道されたという事はほぼ間違いなさそうです。
終了するのは10月からRDE試験の対象になる事が関係してるようですが、現在MAZDA2のディーゼルモデルは日本とタイくらいしか販売されてない事や直近の販売割合を考えると終了するのはやむを得ないところでしょうか・・・。
(MAZDA3・CX-30・CX-3のように排気量を1.8Lに上げても自動車税がウィークポイントになるでしょうから)
9月中旬に国内生産が終了する事から考えると新車のディーゼルモデルの受注は来月までになりそうですが、生産枠や駆け込み需要次第ではもっと早いかもしれませんね。
今のところ1.5Lディーゼルエンジンに替わるパワートレインを追加する噂や報道は出ていませんが、現行モデルが発売から10年経っている事を考えるとそのまま1.5Lガソリンエンジンのみになるのが有力。
もし何か改良があるとすれば1.5Lガソリンエンジンを欧州仕様と同じマイルドハイブリッドにするくらいでしょうか・・・?
個人的にはメキシコで今年発売された「2.0Lガソリンエンジンモデル」や、MX-30のように「Rotary-EVモデル」の登場も期待したくなりますが・・・(苦笑)
おそらくマツダからも遠くないタイミングでディーゼルモデル販売終了に関する案内が出てくると思われますが、次期型に関する具体的な情報も中々出てこないのが気になるところ・・・・。
ここ最近のマツダは北米市場を最も重要視する傾向にありますが、日本や欧州だけでなくASEAN地域などでもBセグメント車の需要は高いはずなので続報が待たれますね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。