つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

イタリアマツダCEOが新型サルーン投入計画や数か月以内に電動化に関する新たな発表を行う可能性を示唆。

(画像 長安マツダ)

電動化に向けた動きが活発になっているマツダですが、欧州で気になる話題が出てきています。

 

 

今回取り上げるのはイタリアの大手新聞「Il Gazzettino」WEB版に掲載された記事。

イタリアではCX-80の先行予約受付に加えて国内を巡る実車展示イベントも解禁されていますが、これを受けてイタリアマツダのRoberto PietrantonioCEO社長がインタビューを受けていました。

その中でも気になる内容があったので順番に紹介・・・・。

 

 

Q1:これまで内燃機関の効率化を重視してきたマツダも電動化を重視する方針を示していますが、一方でこれまで電動化に積極的だったメーカーは最近トーンダウンしています。

その中でマツダは今後どのような提案を行う予定ですか?

Non posso entrare nel dettaglio, ma avremo belle notizie già nei prossimi mesi. Come ha detto lei, ci muoveremo nel segno dell’evoluzione, coerentemente alla nostra filosofia e a quello che abbiamo annunciato da tempo.

Saremo in grado di offrire più soluzioni rafforzando l’elettrificazione, in particolare per quei mercati dove è già importante, come quelli del Nord Europa, ma anche sfruttando al massimo le tecnologie tradizionali in modo originale come l’elettrico con il range extender rotativo che proponiamo sulla MX-30. 

まだ詳しくは言えませんが今後数か月以内に良いニュースがあるでしょう。あなたが言ったように、私たちは私たちの哲学と少し前に発表したことに従って、進化の名のもとに進んでいきます。

特に北欧などすでに電動化が重要視されている市場向けに電動化を強化するだけでなく、MX-30のようにロータリーエンジンを活用した備電動化など伝統技術を独自の方法で活用することで、より多くのソリューションを提供できるようになります。

 

Q2:近年のマツダは最新のCX-80も含めてSUVラインナップを充実させてきましたが、一方でMAZDA6のような伝統的なボディタイプの車種は減少傾向にあります。

マツダは将来的に新しいセダンなどを出す予定がありますか?

Si! Non posso dire altro, ma posso affermare che nei piani di Mazda c’è una nuova berlina.

Del resto è nel nostro DNA accontentare anche la clientela tradizionale e non è un caso che da 35 anni abbiamo una roadster in listino.

Ovviamente i numeri oggi sono fatti dai suv e anche per Mazda rappresenta il 60% dei volumi in Italia, ma è bello che il resto sia rappresentato da altri tipi di carrozzerie

はい!これ以上は言えませんが、マツダの計画の中に新しいサルーンがあることは確かです。

結局のところ、従来の顧客も満足させることが私たちの DNA の中に組み込まれており、35 年間にわたってロードスターがリストに載っているのは偶然ではありません。

マツダの場合はイタリアにおける販売台数の60%をSUVが占めていますが、残りは他のボディタイプで占められている事も素晴らしいです。

Roberto Pietrantonio社長はCX-80以外に関する質問も受けていますが、その中で電動化に関する新たなニュース(発表?)が今後数か月以内にある可能性を示唆。

合わせて今後の計画の中に"新しいサルーン"が含まれてる事も明言したようです。

どちらもまだ詳しく話せる段階にないようですが、海外ではマツダ長安汽車が共同開発したBEV・PHEV第1弾「EZ-6」を中国だけでなく欧州でも販売する報道があったので、これを意味してる可能性が一番高そうです。

 

 

EZ-6以外の可能性としては現在開発中の「自社製ストロングハイブリッド(次期CX-5に搭載を公表)」や「EV専用スケーラブルアーキテクチャー関連」も候補に上がりますが、どちらも発表・市場投入はまだしばらく先となりそうなの数か月以内に関連する発表は無さそうでしょうか・・・?

セダンに関してはEZ-6とは別にマツダ独自開発の新型セダン/ワゴンが開発中だとうれしいのですが(笑)

(画像 MAZDA)

 

 

現時点では推測や噂レベルの内容ですが、EZ-6の件も含めて今年後半は様々な発表や動きがありそうな雰囲気ですね・・・。

まだCX-80正式発表も行われていない日本もお盆明けから徐々に動きが活発になってくる事を期待します。

 

令和6年能登半島地震災害の義援金受付関連リンク。

・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)

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富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)

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※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないので、日本赤十字を通じた義援金ふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。