つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

スペインマツダCEOが「EZ-6欧州導入の計画」や「今後の新型車に追加されるボディカラー」についてコメント。

(画像 MAZDA)

日本と欧州でCX-80が販売開始されたマツダですが、今後の計画に関する話題が出てきています。

 

 

今回取り上げるのはスペインのニュースメディア「El Confidencial」に掲載された記事。

こちらは今年1月スペインマツダCEOに就任したIgnacio Beamud氏へマツダの現況と今後について取材した内容が掲載されていますが、その中でいくつか気になる内容があったので紹介したいと思います。

 

 

「EZ-6欧州導入について」

(画像 長安マツダ)

マツダ長安汽車による共同開発第1弾として今年4月にワールドプレミアされた「EZ-6」は先月から中国で販売開始されていますが、ワールドプレミア直後から欧州にも導入される噂が複数出ているのに加えてテスト車両もスクープされていました。

☆EZ-6欧州導入の可能性に触れた記事の一例

テスト車両までスクープされたのでかなり可能性が高まっている状態でしたが、Ignacio Beamud氏がこれについてコメントしています。

Estamos ahora inmersos en una fase 2, que llamamos de transición hacia la electrificación, y aunque todavía no se ha tomado una decisión final en Europa, se puede decidir en breve que traigamos el nuevo Mazda EZ6, esa berlina hatchback de casi cinco metros con motor eléctrico que fabricaremos en China.

Este es uno de los primeros productos, pero el tema de los aranceles nos ha trastocado los planes, y fundamentalmente el calendario. 

現在私たちは電動化へ移行するフェーズ2に突入しており、まだ最終決定は下されていないが、欧州では全長約5メートルのハッチバックセダン新型マツダEZ-6の導入が間もなく決定されるかもしれない。電動エンジンは中国で製造します。
これは最初の製品の1つですが、関税の問題により私たちの計画に影響が出ている。

Ignacio Beamud氏によるとEZ-6欧州導入が検討されている事は間違いないものの、関税の問題で計画に影響が出ているとの事。

欧州連合EU)が中国製電気自動車に最大45%の関税を課す事を今月決定しましたが、やはり中国で製造されているEZ-6の計画にも影響があったようです。

まだ最終決定も行われていないようなので、今後の状況次第ではEZ-6欧州導入計画が中止される可能性もあるのでしょうか・・・?

 

 

「今後登場するボディカラーについて」

「メルティングカッパーメタリックのCX-80」

欧州では今月発売されたCX-80で「メルティングカッパーメタリック」が欧州初導入されましたが、Ignacio Beamud氏はマツダのボディカラーの今後についても触れています。

ya empieza a ser algo recurrente, porque con los nuevos modelos, como el CX-80, hemos lanzado el Artisan Red y el Melting Copper, también colores nuevos, y los coches futuros tendrán más colores nuevos de este tipo, un poco llamativos.

新型車CX-80ではアーティザンレッド()とメルティングカッパーという新色を発表しましたが、今後の新型車には少し目を引く(少し派手?)新色がさらに追加される予定です。

※:アーティザンレッドプレミアムメタリックはMAZDA6 20周年記念車で採用済みなので、おそらく通常のカタログモデル初採用の意味だと思われます。

Ignacio Beamud氏によると今後登場する新型車には少し目を引く新色が追加される予定との事。

新しいボディカラーと言えば今年6月フランスで開催されたメディア向けイベントで「研究開発している新しいブルー」のカラーサンプルが展示されていましたが、この色を意味してるのでしょうか・・・?

ただ、記事では"un poco llamativos(少し目を引く or 少し派手の意味)"と説明されているので、より明るくて派手な別の新色も検討されてる可能性があるかもしれません。

研究開発途中と公表されている新しいブルー系ボディカラーのサンプル(画像 ドイツマツダ)

今後登場する新型車としては来年にも発表・発売の可能性が出ている「次期CX-5」が真っ先に浮かびますが、明るくて派手目なボディカラーだとすれば「ロードスター」あたりに追加されるのも期待したくなるでしょうか・・・。

☆欧州では関係者向けに次期CX-5のデザインやサイズが公開された可能性も・・・?

 

 

今回の記事で気になった部分は以上となりますが、EZ-6欧州導入に関してはやはり欧州連合の関税引き上げが影響しているようなので、先行きがやや不透明になってる感じでしょうか・・・。

一方、ボディカラーに関しては魂動デザイン導入後落ち着いた色やアースカラーがかなり多かったので、記事に書かれてる通り目を引く・少し派手な色が出てくるのか気になるところ。

今後も次期CX-5を中心に今後の情報や噂が出てくると思うので、引き続き注目しておきたいと思います。

 

令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。

◎石川県公式HP

地震災害用リンク(令和6年12月27日まで受付)

令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)

令和6年(2024年)能登豪雨に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

新潟県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)

令和6年能登半島地震で被災された方々(新潟県の被災者)への義援金の受付について - 新潟県ホームページ