つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダの"あくまで出願公開"(2019 11 7)

今週の出願公開も気になる内容がありました♪

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(画像 ipforce.jp)

詳しく見ていきます・・・・。

 

 

 

今週注目したのは「インホイールモーター」に関する5件の出願内容。

特開2019-194052 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-194053 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-194054 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-194055 | 知財ポータル「IP Force」

特開2019-194056 | 知財ポータル「IP Force」

 主にコンパクト性、信頼性と操縦性の両立、出力性能と冷却性能の両立が課題の内容です。

マツダインホイールモーターに関しては9月の「ハイブリッド駆動装置」という出願公開にも含まれてました。

 

今回はインホイールモーターにフォーカスした内容です。

 

まずは基本的な構成図を・・・

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(画像 ipforce.jp)

・FRベースの48Vハイブリッド車

・フロントにインホイールモーター搭載(No.5)

インホイールモーターは120Vで駆動の17kWの三相誘導モーター(SRモーター)を想定

・エンジン(No.3)はフライホイールレス、No.4は主駆動モーター

トランスミッション(No.6c)がリアに搭載される模様(トランスアクスル

ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション

 まあすごい内容になってます(笑)

トランスアクスルだと「RX-VISION」をどうしても思い浮かべてしまいますね。

前回の出願では4気筒エンジンでしたがどうなのか・・・

 

 

続いてインホイールモーターの図を・・・

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(画像 ipforce.jp)

よく見るとブレーキキャリパー(No.26)も対向ピストン式のようです。
基本的な構成を見ても次世代ラージ群か新型ロータリースポーツを想定してるのが有力でしょうか?

インホイールモーターを採用する理由として「動力の伝達効率を高める」という記載が最初にありました。

さらに・・・

切替スイッチによってEVモードが選択されたとき、発進時及び低速走行時は主駆動モータ(No.4)のみで駆動し、高車速領域である加速走行時はインホイールモーターを作動させて主駆動モーターと協働して駆動させる。
また減速時、主駆動モーターとインホイールモーターは発電機として機能し、運動エネルギーを回生して電力を生成する。主駆動モーターによって回生された電力は、バッテリー(No.8)に、インホイールモーターによって回生された電力は、キャパシタ10aに蓄積される

 48Vハイブリッドという事でEVモードも想定されてます。

最近スーパースポーツでもHVになってきましたが「走りたいときに思いっきり楽しみ、人が多い街中などでは静かにジェントルに走る」という事がマツダ次世代ラージ群や新型ロータリースポーツでも可能になるのかもしれませんね♪

 

 ”あくまで特許や出願公開”なので必ず市販車に反映されるわけではありませんが、ここまで具体的な内容が出てくると次世代ラージ群に対する期待も高まります😉