日本では昨年秋に商品改良が実施されたCX-8。
オーストラリアでも2020年モデルが発表されました。
情報源はオーストラリア系大手自動車メディア「motoring.com」
https://www.motoring.com.au/petrol-mazda-cx-8-announced-123008/
「ChasingCars」
2020 Mazda CX-8 drops entry price with Skyactiv Petrol engine - Chasing Cars
オーストラリアマツダ公式HP。
リンク先によると改良点は・・・
・SKYACTIV-G 2.5(NA)搭載仕様の追加。
これまでSKYACTIV-D 2.2のみだったエンジンラインナップに追加されました。
ただし、SKYACTIV-G 2.5はFFのみになります。
・グレード体系変更。
・Sport(ファブリック)
・Touring(Sport装備+ブラックレザー・ワンタッチウォークインスイッチ)
・GT(Touring装備+19インチホイール・サンルーフ・BOSE・電動テールゲート等)
・ASAKI(GT装備+ナッパレザー・360°ビューカメラ・アダプティブLEDヘッドライト等)
グレード毎のエンジン設定はこちら。
SKYACTIV-G 2.5はSport・Touringのみ。
SKYACTIV-D 2.2 FFはGT・ASAKIのみ選択可能。
これまでSportでもSKYACTIV-D 2.2 FF仕様が選択可能でしたが今回の改良で設定が無くなりました。
それによって開始価格が「39,910豪ドル~」とCX-8導入以来初めて40,000豪ドル以下に設定され、お求めやすくなっています。
その他の改良内容は
・マツダコネクトモニター8インチ(全グレード)
・夜間歩行者検知可能スマートシティブレーキサポート(全グレード)
・オフロードトラクションアシスト(SKYACTIV-D 2.2 AWD車)
・ワンタッチウォークインスイッチ(Sport以外の全グレード)
・3列目シート用USBポート(GTとASAKI)
・ルーフ部分の静粛性強化(全グレード)
・新形状リモコンキー(全グレード)
・新世代文字フォントエンブレム(全グレード)
ほぼ、日本仕様の商品改良と同様の内容になっています。
SKYACTIV-G 2.5が追加されたことでSportやTouringグレードがよりお求めやすい価格になったのが大きな点でしょうか。
今回の2020年モデルに関してオーストラリアマツダ・マーケティングディレクターのAlistair Doak氏は・・・
新しいマツダCX-8は、マツダの大規模なSUVポートフォリオの魅力を広げ、個々の予算とニーズに合わせて2つのエンジンオプションと幅広いグレードで顧客にさらに選択肢を与えます。
SKYACTIV-G 2.5搭載車は静かで燃費が良く、都市部やその周辺での運転のほとんどをクロックアップする家族に適しています。
ニーズに合わせて最適なエンジンが選べるようになるのが魅力になると語っています。
これは以前マツダブランドスペース大阪のスタッフさんから聞いた話ですが・・・。
オーストラリアはあれだけ大きな大陸にも関わらず実は人口分布がかなり偏っている国。
「オーストラリアの人口分布って、ここまで偏ってるの?」驚かれていた地図 (2013年11月11日) - エキサイトニュース
地図の大半を占めてる黄色部分にはオーストラリア全人口の約2%しか住んでいません。
残りの98%が地図の白い沿岸部分、92%が5大都市部に集中しています。
マツダはオーストラリアでCX-8より大型サイズのCX-9も販売していますが、上記のような人口分布からか都市部で運転するにはサイズがやや大きすぎるという声もあったそうです。
ブランドスペースには外国人観光客も多く来ていますが、CX-8の実車展示してる時は「日本以外で売らないのか?」という質問が多かったとか・・・。
そのような環境との事なので今回のSKYACTIV-G 2.5追加は都市部で生活されてる方々にとって魅力がさらに高まる内容になったかもしれません。
オーストラリアはマツダにとって重要なマーケットの一つなので今回の改良でさらなる成長を期待したいですね♪