つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

2021年にオーストラリアでこれまで販売されたマツダ車のMT選択割合に関する記事。

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(画像 NetCarShow.com)

日本国内では他メーカーに比べてMT車の設定が多い事で有名なマツダですが、主要地域の一つであるオーストラリアにおける2021年販売実績を取り上げている記事がありました。

 

今回見つけたのはオーストラリアの自動車メディア「CarExpert」の記事。

オーストラリアで購入可能なMT車のラインアップと販売実績をメーカー毎に紹介している記事ですが、その中でマツダについても触れられています。

 

車種別に紹介。

〇MAZDA2

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・エンジンはSKYACTIV-G 1.5(FF)のみ。

MT車はベースグレードの「G15 PURE」のみ設定。

・これまで2021年内に販売された全体の”0.9%”MT車

 

〇MAZDA3

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(上段:ハッチバック、下段:セダン)

・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0・2.5」「SKYACTIV-X」を設定。

・オーストラリアで販売されているMAZDA3は全てのグレード・エンジンでMT車を選択可能。

・これまで2021年内に販売された全体の”4.9%”MT車でボディタイプ別では「ハッチバック:5.4%」「セダン:3.83%」

 

CX-3

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・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0(FF/AWD)」のみ。

MT車は「Neo Sport」「Maxx Sport」「s Touring」「Akari」の4グレードで選択可能。

・これまで2021年内に販売された全体の”4.8%”MT車で、この数字はAWD車(3.9%)より高い割合。

 

〇CX-30

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・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0(FF)・2.5(FF/AWD)」「SKYACTIV-X(AWD)」を設定。

MT車はベースグレードの「G20 Pure」のみ選択可能。

・これまで2021年内に販売された全体の”1.5%”MT車

 

CX-5

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・エンジンは「SKYACTIV-G 2.0(FF)」「SKYACTIV-G 2.5(FF/AWD)」「SKYACTIV-G 2.5ターボ(AWD)」「SKYACTIV-D 2.2(AWD)」を設定。

MT車はベースグレードの「Maxx」のみ選択可能。

・これまで2021年内に販売された全体の”1.0%”MT車

 

〇MX-5(ロードスター

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・エンジンは「SKYACTIV-G 1.5」「SKYACTIV-G 2.0」

・全てのグレード・エンジンでMT車を選択可能。

・これまで2021年内に販売された全体の”49.7%”MT車

(MAZDA6・CX-8CX-9はMT設定無し、BT-50はOEMモデルだからなのか今回の記事にデータが載っていませんでした )

オーストラリアでMTが選べるマツダ車のデータは以上となります。

 

ロードスターでMTの割合が多いのは予想通りですが、それ以外はラインアップが充実しているMAZDA3・CX-3でも5%弱程度の模様・・・。

ただ、それでも今回取り上げた記事ではマツダの事をマニュアルトランスミッションの王様かもしれない」と紹介しているので日本と同様にMT車のラインナップが充実しているブランドと言えそうです。

グレードやパワートレイン設定は異なりますが日本におけるマツダMT車販売割合もロードスターを除いて1割前後だったはずなので有難い限りですね・・・。

 

マツダは運転の楽しさだけでなく踏み間違いや老化防止の観点からもMTを研究しているので、これからもMTの選択肢が用意される事を期待したいです