新型コロナウイルス騒動による影響でオンラインによるサービスが拡大していますが・・・。
欧州地域のマツダでもオンラインによる商談・契約サービスが開始されました。
今回、オンラインによる商談・契約サービス開始を公式で発表していたのは「ドイツ」と「英国」
まずはドイツマツダの取り組みから。
ドイツマツダでは2015年から国内の在庫車両をチェックできる「FindMyMazda」というサービスを提供開始。
当初は新車在庫のみでしたが、昨年から中古車も検索可能に。
このサービスが今回の新型コロナウイルス騒動による状況も考慮して大幅にアップデートされています。
〇ユーザー側のメリット。
・より在庫車両を検索しやすくなるレイアウトに刷新。
・販売店との商談もより少ないクリック数でやりとり可能に。
〇販売店側のメリット
・販売車両の写真を簡単にアップするための専用アプリを開発。
・アプリで車両VINコードを読み取ると自動的に専用データベースに登録可能。
・オススメ車両をページTOPに表示させる事も可能に。
2020年は新型コロナウイルス騒動による外出自粛や販売店の営業規模縮小もあって、すでに600万を超えるアクセス数を記録しているとの事。
続いては英国マツダの取り組み。
英国マツダでもオンラインによる商談・購入が可能なサービス「Mazda Your Way」というサービスを提供。
基本的なサービスはドイツマツダと同じですが、さらに踏み込んだ内容となっています。
・電話やメールに加えてライブチャットによる商談。
・リモートで店舗にある車両をチェック。
・店舗だけでなく自宅周辺へ試乗車を届けてもらう事。
・自宅からオンライン決済による新車契約が可能。
・購入後のサービスもリモートで相談可能。
商談から購入後までほぼ全てがオンラインで可能となっています。
お膝元となる日本ではメーカーオプション等を選択してメーカーへ注文する方式が一般的ですが、欧州目線で見るとマツダ車は”輸入車扱い”になるので、欧州では各国内にある在庫車両から選ぶ購入方法が一般的になるので上記のようなオンラインサービスの展開が比較的容易なのかもしれません。
ただ、マツダは2020年3月期の決算発表でオンライン販売強化を検討している事を証言しているので欧米での動きはその一環なのかもしれません。
日本でも一部販売店がオンライン商談を実施している事例がありますが、今後の状況次第ではさらに広がりを見せていくかもしれません。