今年春に一部商品改良が実施された日本向けのCX-30ですが、一部で賛否が出ているUSB端子の位置が変更された理由に関して触れている記事が出てきました。
日本向けのCX-30は今年4月にMAZDA3と合わせて一部商品改良を実施。
比較的細かな変更内容でしたが、その中で一部界隈で賛否を呼んでいる改良点が「USB端子の取り付け位置変更」
これまでのCX-30とMAZDA3は「CD/DVDプレイヤー横(青枠部分)」と「センターアームレスト内(赤枠部分)」にそれぞれ一つずつUSB端子が備わっていましたが、今年4月の商品改良でセンターアームレスト内に集約されました。
(TOP画像は商品改良前)
両モデルを所有しているオーナーさんを見ると「シフトノブ前方のCD/DVDプレイヤー横にUSB端子がある方が便利」という声がそこそこ多い印象でした。
個人的にも以前の位置の方がいい気がしていたので変更された理由が気になってましたが、今回responseに掲載されたCX-30試乗記事内で少し触れられています。
リンク先の記事の中盤にこのような一文が・・・
(USB端子位置が変更された理由に関して)
エンジニアからの返答は、通信モジュールを新しくした関係で以前の位置にUSBスロットを付けられなくなったのだそう。
コネクティッドサービス用に搭載されている通信モジュールの事だと思いますが、これが新しくなった事でCD/DVDプレイヤー横にUSB端子を配置出来なくなったようです。
同じタイミングで変更されたMAZDA3も同じ理由からでしょうね・・・。
新世代マツダコネクトに関係する動きとして、KDDIの「グローバル通信プラットフォーム対応車載通信機」が2020年秋からマツダ車へ順次搭載という情報が昨年出ていました。
あくまで個人的な想像ですが、USB端子の位置変更はこれらの動きに伴う改良という可能性もある予感がします。
シフトノブ前の位置にUSB端子が備わってるマツダ車は初代マツダコネクトを採用しているMAZDA2・CX-3・ロードスターのみとなっているので、今後の大幅改良やフルモデルチェンジで他のモデル同様にコンソールBOXなどの位置に集約される事も考えられますね・・・。