日本を中心に2021年後半に商品改良が実施される見込みのロードスター(MX-5)ですが、欧州仕様の2022年モデルに関する噂も出てきました。
ロードスター(MX-5)に関しては日本で主に「プラチナクォーツメタリック設定」「新グレード"990S"と"VS TERRACOTTA SELECTION"設定」「期間限定車"NAVY TOP"」「旋回時に内側リアのブレーキを制御するシステム導入」という情報を取り上げてきました。
さらに北米ではまだ2022年モデルが正式発表されてないにも関わらずオーナーズマニュアルが見れるようになっています。
このように商品改良の発表が近づいてる事を感じさせられますが、続いて欧州でも2022年モデルに関する情報が出てきています。
今回取り上げるのはドイツのND型MX-5専門フォーラム「MX-5-ND-Forum.de」に投稿された内容。
2022年モデルに関する情報を交換するスレッドが立ち上がってますが、その中でこのような投稿が・・・。
・販売店ではすでにMX-5 2022年モデルの注文が可能になっている。
・新たな特別仕様車が"2つ"導入される(ドイツ仕様における場合だと推測)
・スノーフレイクホワイトパールマイカに代わってプラチナクォーツメタリックが設定される。
・ハンドリングをさらに向上されるために開発された"FR-DYC System"
日本では常設グレードとして「990S」「VS TERRACOTTA SELECTION」、期間限定車として「NAVY TOP」が新たに発売される情報が出ていますが、ドイツでも特別仕様車が2つ出てくる可能性があるようです。
ただ、欧州全体で見ると2021年モデルでも様々な仕様のモデルが出てきたので2022年モデルでも同様の流れになりそうな予感・・・。
(欧州仕様の2021年モデルで販売された特別仕様車の一例)
〇「White Edition(ノルウェー)、Seiza(デンマーク)」
ピュアホワイトレザー内装と赤色ソフトトップの組合せ。
北欧で赤いソフトトップとホワイト内装を組み合わせたMX-5(ロードスター)の特別仕様車が発表。 - つらつらとMAZDA
〇SEIZA EDITION(フランス)
ピュアホワイトレザー内装で専用オーナメントやレザーメンテナンスキットが付属したRFの限定車。
フランスマツダがMX-5 RF(ロードスターRF)の限定車「SEIZA EDITION」を正式発表。 - つらつらとMAZDA
〇Sport Venture(英国)
ピュアホワイトレザー内装にシルバーのソフトトップの組合せ。
英国マツダがMX-5(ロードスター)2021年モデルの限定車”Sport Venture”を発表。 - つらつらとMAZDA
続いてボディカラーに関しては日本と同様にプラチナクォーツメタリックが新たに設定されるようです。
ただし、日本ではアークティックホワイトと入れ替える見込みなのに対して欧州仕様はクリスタルホワイトパールマイカと入れ替わるようです。
日本ではロードスター(ソフトトップ)とMAZDA2の15Cくらいしか設定されていないアークティックホワイトですが、欧州ではMAZDA6やCX-5にも設定されているので一定の需要があるのでしょうね。
そして「ハンドリングをさらに向上されるために開発された"FR-DYC System"」というは日本で情報が出ていた旋回時に内側リアのブレーキを制御するシステムの事だと思われます。
試しに”DYC”でWEB検索してみると自動車技術会論文集の「通常領域におけるブレーキDYC(ダイレクト・ヨーモーメント・コントロール)とG-Vectoring 制御の比較検討」という資料が出てきました。
さらに、マツダ公式HPに載っているGVC+の説明文には同じ意味だと思われる「直接ヨーモーメント制御」というキーワードが・・・。
GVC+はエンジンの駆動トルクとブレーキの制御を行うシステムですが、これまでチェックしてる情報だとロードスターへ採用されるのはGVC+では無く新たに開発されたシステムとの事なので「FR-DYC System」と呼ばれてるのかもしれませんね。
あくまで素人の想像なので間違ってる部分もあると思いますがご了承を・・・(笑)
日本ではすでにマツダ公式HPでも商品改良の予告が行われていますが、CX-5のように海外で先に情報が解禁される可能性もあるので引き続き注目しておきたいと思います。