3月8日頃の正式発表に向けてティザー広告が公開されたマツダのラージ商品群第一弾モデル「CX-60」ですが、公開された画像から見えてきたVISION COUPEとの共通ポイントについて触れたいと思います。
つい先日となる2月8日、欧州各地のマツダ現地法人が「CX-60を3月8日(現地時間)に正式発表する」と発表すると同時に公式SNSやHPを通じてCX-60のティザー予告を解禁。
ティザー広告が解禁されたタイミングでは「小型のヘッドライトはMX-30」「シグネチャーウイングの翼部分はCX-5 2022年モデル」に近い意匠という感想をブログに書きましたが、今回は個人的に感じているVISION COUPEとの共通点について触れたいと思います。
①シグネチャーウイングにLEDが装着されている。
ティザー画像でCX-60のシグネチャーウイングにLEDが装備されてるのはすでに確認済みですが、この意匠はVISION COUPEでも採用されていました。
さらにVISION COUPEはこの部分がウインカーになっているので、CX-60も同様の配置になるのでは?と予想しています。
東京MSでマツダの担当者から聞いた理想のウインカーの光り方。
— taku2 (@taku2_4885) 2018年12月29日
・VISION COUPEにように心臓の”鼓動”をイメージさせる光り方が理想。
・課題は市販車向けでこれを実現できるシステムがまだ無い(2017年当時)
・他車で採用例が多い流れるウインカーは我々の理想とは違う。 pic.twitter.com/hF08qbppEw
②シグネチャーウイングの翼部分周辺にエアダクトがある?
CX-60のシグネチャーウイングの翼部分をよく見ると上側に少し空間があるように見えますが、この意匠もVISION COUPEで採用されています。
CX-60の場合は下側にも僅かに空間があるようにも見えますね・・・。
"フロントグリルの開口部が翼部分まである"という表現も当てはまるかもしれません。
さらに注目すべきポイントはマツダがVISION COUPEと同じ意匠のヘッドライト周辺に関する特許もすでに複数出願している事。
(説明図の一例)
〇主な特許の目的。
・ヘッドライトの小型化による軽量化と製造コスト低減の両立。
・ヘッドライトユニットを効率的に冷却することで光源部の寿命と輝度を確保。
・車両設計を行う上での自由度と意匠性を高める。
特許資料に掲載されている説明図はVISION COUPEがそのまま登場していますが、CX-60のヘッドライト廻りはこれらの特許を生かして設計されてる可能性もありそうです。
③シグネチャーウイングの翼部分がヘッドライトを貫通しているイメージの意匠。
一見するとCX-60とVISION COUPEではシグネチャーウイングの食い込み具合がやや異なるように見えますが、もう一つの公式ティザー画像で確認すると・・・・。
ヘッドライト本体側にもシグネチャーウイングの意匠が確認出来るのでVISION COUPEとほぼ同等の食い込み具合が再現されてるように感じます。
さらにオレンジ色で囲った部分がシグネチャーウイングの先端部分に見えなくも無いので、VISION COUPEと同様にシグネチャーウイングがヘッドライトを貫通している意匠が再現されてるかもしれませんね。
④ヘッドライトの灯火部が上下2つ並んでいる意匠?
CX-60は上下2段になっているように見えるヘッドライトの意匠が特徴的ですが、VISION COUPEもよく見るとLEDが上下2段になっています。
SKYACTIVテクノロジー導入以降のコンセプトカーを改めて調べてみてもヘッドライトのLEDが上下2段になっているのはVISION COUPEのみでした。
(一例)
単なる偶然かもしれませんが、もしかするとこの部分もCX-60へ反映されてるかも・・・?
個人的に感じる共通点は以上となります。
あくまで素人の予想なので全て外れている可能性も十分ありますが(笑)今回挙げたポイントから考えるとCX-60はVISION COUPEの意匠をかなり受け継いでいるように感じますね。
この予想が正解だとするとまだ明らかになっていないテールランプ等もVISION COUPEを意識したデザインが採用されてるかも・・・?
3月8日頃の正式発表が近づくにつれて新たなティザー画像などが公開される可能性もあるので引き続き注目しておきたいと思います。