つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

軽井沢ミーティング2022のトークショーで話された話題を紹介、現在ロードスターのチーフデザイナーは岩内義人さんが担当。

(画像 MAZDA)

国内最大規模のロードスターミーティング「軽井沢ミーティング」が先週末に開催されましたが、会場で行われたトークショーで話された内容を簡単に紹介したいと思います。

 

軽井沢ミーティングは毎年5月に開催されている国内最大規模のロードスターミーティングで今年も5月28・29日に開催。

マツダの開発担当者も毎年参加されている事からトークショーが行われるのですが、今年出てきた話題について触れられている記事があったので紹介したいと思います。

 

今回取り上げるのは「Cliccar」が掲載したこちらの記事。

軽井沢ミーティング2022の内容をレポートした内容の記事ですが、その中でいくつか気になった部分があるので紹介したいと思います。

 

①:ソフトトップの2.0Lエンジン搭載モデルと次期型"NE"について。

(画像 MAZDA)

4月に大分県で行われたミーティング"ロードスタージャンボリー"のトークショーから話題に上がり始めた「ソフトトップの2.0Lエンジン搭載モデルを日本市場へ導入する可能性」に関する話。

軽井沢ミーティングのトークショーでも話題に上がりましたが、齋藤主査によると「もちろん社内にもどちらの意見もあるが、個人的には(幌の2.0Lバージョンを)追加したい」との事。

もし実現するとしたらLパッケージやRSのような上級モデルになる予感がしますが、カタログモデルになるのか限定車になるのか?という部分も気になるところです。

個人的にはソフトトップの2リッターよりも欧州仕様に設定されている"RFの1.5リッター"がどのような走りなのか気になるのですが需要はあまり無さそうですね・・・(笑)

さらにトークショーでは次期型"NE"の開発が始まっているのか?という質問も出たようですが、こちらは「色んな意味でロードスターのこれからの姿を研究、進化させているので具体的ではなくともそれが次期型の開発に繋がると言えるかも知れない。いずれにしても、次期型はなんらかで電動の要素が入ってくるだろうから、この純ガソリン車のNDを続けることも頑張っていきたい」との事。

現地にいらっしゃった方によると開発プロジェクトはまだ始まってないという話もあったようなので、まだ当分の間ND型の販売が継続される流れがほぼ確実と言えそうですね。

ND型のファイナルエディションを発売するという話も出ていますが、こちらもまだ当分先の話となりそうです。

個人的には40周年となる2029年あたりでNE型が発表されると盛り上がりそうな予感もしますが・・・(笑)

 

②:ロードスターの新しいチーフデザイナーは岩内義人さん。

(画像 MAZDA)

元々NDロードスターのチーフデザイナーは中山雅さんが担当(2016年から2019年は開発主査も兼任)されていましたが、2021年2月にデザイン本部長へ就任されたのでロードスターのチーフデザイナーも別の方へ変わった可能性がありました。

なかなか情報が出てこなかったのですが、今回の軽井沢ミーティングで新しいチーフデザイナーは岩内義人さんである事がトークショーで発表されました。

岩内さんは主にCX-30のエクステリアデザイナーを担当されており、2019年11月にはマツダブランドスペース大阪で行われたトークセッションでも色々話を聞かせていただいてます。

先に触れた通りND型の販売はまだまだ継続されるのがほぼ確実ですが、今後内外装デザインの変更も含まれたマイナーチェンジが行われるのか気になるところ・・・。

さらに、NE型のデザインも岩内さんが担当される可能性があるので楽しみですね。

 

③ボディカラーに関して。

「30周年記念車 (画像 MAZDA)」

 

NDロードスター登場時から度々話に出てくるのが「NA~NCと違って渋いボディカラーばかり」という事ですが、これに関してもトークショーに参加されたカラーデザイン担当の狩野梓さんによると「いろんな色の提案もしているが、やはりトータルバランスでなかなか採用とまでは至らない」との事。

以前から黄色や鮮やかな青系のボディカラーを求める声が特に多い印象ですが、様々な面で実現のハードルは高いようですね・・・。

ただ、欧州ではブルー or グリーン系の新しい匠塗ボディカラーがまもなく発表されるという情報も出てきているので、今後の展開に期待したいところです。

 

今回の記事で気になった部分は以上となります。

少しづつNE型の話題も出始めましたが、先に触れたように開発プロジェクトはまだ始まってないという事からND型がまだまだ現役で販売されるのがほぼ確実となりそうですね。

これまでほぼ毎年何らかの商品改良が行われて来たND型ですが、今年も何か動きがあるのか注目したいと思います。