つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダがスーパー耐久シリーズへ投入を予定している300馬力のディーゼルエンジンは排気量が"2.2L"ではなく"2.3L"になるかもしれない?

(画像 MAZDA)

今年のスーパー耐久シリーズ開幕戦でマツダの丸本社長からサプライズ発表された「300馬力のディーゼルエンジンを投入する計画」

その後中々続報が出てこない状況でしたが、このエンジンの排気量に関して興味深い話が出てきました。

 

これまでのいきさつを一旦おさらいすると、今年3月に行われたスーパー耐久シリーズ開幕戦の記者会見の場でマツダの丸本社長が「シリーズ後半戦に向けて"300馬力の2.2リッターディーゼル"を投入する」とサプライズ発表。

さらに、MAZDA SPIRIT RACINGのチーム代表兼ドライバーの前田育男さんから「搭載されるのは"内緒だけどMAZDA3"」という証言も出ていました(笑)

その後、4月のAUTOMOBILE COUNCIL 2022において搭載マシンと思われるMAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept」が出展される予定でしたが、開催直前に展示が急遽中止に・・・。

展示が中止になった理由を含めて続報が一切出てこない状況だったのでプロジェクト自体の行方も心配していたところでしたが、ここにきて搭載エンジンに関する新たな噂が浮上してきました。

 

今回取り上げるのはYouTubeチャンネル「Ride Now」が公開したこちらの動画。

今週末に開催されるスーパー耐久シリーズ第2戦の合同テストに関するレポートですが、動画の14:17頃からチャンネルを運営されている島下泰久さんと難波賢二さんが300馬力のディーゼルエンジンを搭載したMAZDA3に関してこのような内容を証言。

・300馬力のディーゼルエンジンの排気量は(量産エンジンと同じ)2.2Lで来ると思ってたがどうやらそうではないらしい(難波さん)

・排気量が"+0.1"されてるっぽいんですよ、内緒話かもしれませんが(島下さん)

情報源は不明ですが、どうやら「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio Concept」に搭載を予定している300馬力のディーゼルエンジンは排気量が"2.3L"になる可能性があるという情報を入手されたようです。

量産車に搭載されているSKYACTIV-D 2.2は200馬力(CX-5CX-8日本仕様)なので、そこからさらに+100馬力を実現するには確かに排気量UPも有効な手段に思えますね。

ちなみに、やや方法は異なりますがすでにスーパー耐久シリーズへ投入されている「MAZDA2 Bio concept」のエンジンも今週末の第2戦から"1.5L⇒1.8L"へ換装されます。

 

AUTOMOBILE COUNCIL 2022での展示が急遽中止されてから全く情報が出てなかったので色々心配していましたが、排気量に関する話が出てきたので水面下では開発が進んでいると見て良さそうに思います。

当初の予定では2022年シーズン後半戦に向けて投入と公表されていますが、どのタイミングで実車が披露されるのか気になるところですね。