
先日欧州で正式発表された「MAZDA6e」の今後に関する話題が出てきました。
マツダは中国の合弁パートナー長安汽車と共同開発したBEV/レンジエクステンダー第1弾「EZ-6」を昨年中国で販売開始していますが、先週10日のブリュッセルモーターショーでEZ-6の欧州仕様といえる「MAZDA6e」が正式発表。
基本的な装備や仕様はほぼEZ-6と同様ながら英国市場向けに右ハンドル仕様も用意される事に注目が集まっていましたが、今後の可能性に関する話題が出てきています。
今回取り上げるのは複数のオーストラリアの自動車メディアが掲載した記事。
◎CarExpert
Mazda Australia has issued us the following statement: “Mazda 6e has been developed for the European market. It is under study for overseas markets”.
マツダオーストラリアは次のような声明を出しました。「MAZDA6eは欧州市場向けに開発されました。海外市場向けにも検討中です。」
◎Carsguide
Mazda Australia said when quizzed on whether the Mazda6e would come here: "Mazda6e has been developed for the European market. It is under study for overseas markets."
オーストラリアマツダは、MAZDA6eがオーストラリアに導入されるのか?という我々の質問に対し「MAZDA6eは欧州市場向けに開発された。海外市場向けにも検討中だ」と答えた。
◎DRIVE
"Mazda6e has been developed for the European market. It is under study for overseas markets," a Mazda Australia spokesperson told Drive.
「MAZDA6eは欧州市場向けに開発された。海外市場向けにも検討中だ」とオーストラリアマツダの広報担当者はDRIVE誌の質問に対して語った。
MAZDA6eには英国市場用に右ハンドル車も登場する発表があった事から、同じ右ハンドル市場であるオーストラリアの自動車メディアが導入される可能性をオーストラリアマツダへ質問。
これに対してオーストラリアマツダから「MAZDA6eは欧州市場向けに開発されたが、海外市場向けも検討されている」という公式回答があった事を一斉に報じていました。
海外市場というのがどこまでの範囲なのかはさすがに不明ですが、MAZDA6eを欧州以外にも導入する事が検討されてるのはほぼ間違いなさそう・・・。
右ハンドル仕様が登場予定になった事でオーストラリアだけでなく日本も導入の可能性がゼロでは無くなった感じではありますが、個人的にはマツダ独自開発でVISION COUPEを思わせるMAZDA6の次期型/後継モデルが出てくるのを期待している事に加えて、MAZDA6e(EZ-6)の内装は物理スイッチを排して大型タッチパネルに集約した操作系を中心に"マツダらしくない"部分が目に入ってしまうので、仮に日本に導入されても少し複雑な心境になるかも・・・。
まだ実車を見れて無いので見るとまた印象が変わるのかもしれませんが・・・。

まずは欧州市場への導入が最優先だと思われますが、右ハンドル仕様まで用意される事を考えると今後さらに販売される国や地域が増えるかもしれないので、続報に注目しておきたいと思います。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)