4月に販売開始されてから高い人気を集めているマツダの北米専用新型SUV「CX-50」ですが、米国道路安全保険協会(IIHS)の2022年安全性試験で最高評価を獲得しました。
「米国道路安全保険協会(IIHS)」とは米国の保険業界が1959年に立ち上げた非営利組織で、自家用車として想定される車種を対象に衝突安全や安全装備の性能試験を毎年実施。
試験は新型車が発売されると随時行われており、総合的に高い評価の車種には「TOP SAFETY PICK」、最高評価の車種には「TOP SAFETY PICK +」の称号が与えられます。
4月に発売開始されたCX-50も試験が行われ、見事に最高評価「TOP SAFETY PICK +」を獲得と発表されました。
〇米国道路安全保険協会(IIHS)公式ニュースリリース
米国道路安全保険協会の公式YouTubeではスモールオーバーラップの衝突試験映像も公開されています。
試験対象となっている全てのマツダ車は2020年から連続して最高評価を獲得し続けていますが、CX-50もこれに続いて最高評価を獲得したのは嬉しい限りですね。
〇2020年
〇2021年
〇2022年
※「TOP SAFETY PICK」はテスト対象の大半が乗用車・SUV・ピックアップなので、以前からMX-5(ロードスター)のようなスポーツカー/オープンモデルはメーカーを問わず基本的に試験対象外のようです。
マツダはコンシューマー・レポートのランキングでも上位に入っているので、安全性やブランドイメージを着実に高めているとみて良さそうです。
マツダは北米市場を最重要マーケットと位置付けていますが、これから導入予定のラージ商品群モデル「CX-70」「CX-90」も最高評価を獲得することを期待したいところですね。