8月末頃から2回スクープされているマツダのラージ商品群SUV「CX-90」と思われるテスト車両ですが、これまでよりさらに間近で撮影された画像が新たに出てきました。
CX-90と思われるテスト車両は8月末にロサンゼルス近郊のハイウェイで初めてスクープ。
さらに9月中旬にはコロラド州の高地でも目撃されています。
2回のスクープを通じてエクステリアの雰囲気が少しづつ判明していますが、これまでより間近で撮影された画像が新たに出てきたので紹介したいと思います。
今回紹介するのは海外フォーラム「Reddit.com」に投稿されたこちらの写真。
この画像は新車スクープ専門メディア「KindelAuto」公式Instagramでも取り上げられています。
投稿内容によると、今回テスト車両が目撃されたのは北米マツダ本社オフィスのすぐ近くとの事。
これまで取り上げたスクープ画像より間近で撮影されているので、気になる部分をチェックしていきます。
ポイント①:フロントバンパーはやはりCX-60とわずかに異なるデザイン?
前回のスクープでCX-60と僅かに異なる意匠の可能性が出ていたフロントバンパーですが、今回の画像を見るとやはりバンパーサイドのダクトが2つ並んでいるように見えます。
前回のスクープ画像でも縦長のダクトが2つ並んでいるように見えたので、ここはCX-60と違う可能性が高いかもしれませんね・・・。
2023 Mazda CX-90, a New Three-Row SUV, Spied Testing
今回の車両はフロントバンパー下部にパーティングラインがあるのでフェンダーアーチやフロント下部が未塗装樹脂仕様の可能性が有力ですが、こちらもCX-60と同様にボディ同色仕様と2種類用意されるかもしれません。
あと、ヘッドライトを見るとサイドマーカーと思われるオレンジ色の部分が見えます。
ポイント②:サイドシグネチャーガーニッシュもCX-60と違うデザイン?
今回の写真ではラージ商品群の特徴である「サイドシグネチャーガーニッシュ」もはっきり確認できますが、よく見るとCX-60の物とはややデザインが異なっているように見えます。
比べてみるとフロント側の先端形状だけでなく、意匠もわずかに違うように見えます。
フロントバンパーに続いてこちらもCX-60と差別化されるのかもしれませんね・・・。
ポイント③:リアフェンダーはCX-60より張り出している?
今回の写真ではリアフェンダーも少し写っていますが、CX-60より張り出し幅は大きいようにも見えます。
CX-90はCX-60よりワイドボディになる事が公表されているので、このあたりもデザインが異なるのかもしれませんね。
ポイント④:今回のテスト車両もプラグインハイブリッドモデルの可能性が有力?
今回の車両もリアウィンドウに「高電圧車両 取扱資格要」と書かれてると思われるステッカーが貼られているので、プラグインハイブリッドモデルの可能性が有力そうです。
前回・前々回スクープされたテスト車両もこのステッカーが貼られていたので、プラグインハイブリッドモデルをより重要視しているのかもしれませんね・・・・。
今回の写真で気になった部分は以上となります。
8月末を皮切りにしてほぼ2週間ごとにテスト車両がスクープされているので、正式発表のタイミングもかなり近そうですね。
個人的にはデザイン面におけるCX-60との違いはもちろんですが、いずれ日本や欧州に導入される「CX-80」との関連性も気になるところ・・・。
マツダは来月開催されるロサンゼルスオートショーの出展メーカー一覧に含まれているので、このタイミングでワールドプレミアを行う可能性も十分考えられます。
もうすぐマツダからティザー予告が開始される事も考えられるので引き続き情報に注目しておきたいと思います。