マツダは2022年に「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」と「アーティザンレッドプレミアムメタリック」という匠塗の新しいボディカラーを発表しましたが、今後この2色が設定される車種を想像してみました。
マツダにとって2022年はラージ商品群導入開始という重要な一年でしたが、これに合わせて2022年には独自の塗装技術"匠塗"を採用したボディカラーを2つ登場。
「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」
「アーティザンレッドプレミアムメタリック」
⇒MAZDA6 20th Anniversary Editionに採用、まもなく発表予定のCX-90も採用を公表済み
これまで「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「マシーングレープレミアムメタリック」のみだった匠塗のボディカラーはこれで4色となりましたが、2022年に発表された2色はどちらもラージ商品群を中心に展開する事を匂わせているので、マツダのラインナップ全てに展開されない可能性も・・・?
そこでマツダの資料から今後採用される車種を妄想してみました。
今回妄想するうえで参考にしたのが昨年12月に発行された「マツダ統合報告書2022」
こちらに掲載されている「工場別の生産車種一覧」の最新データを参考に妄想してみました。
・青・・・・ロジウムホワイトプレミアムメタリック採用車種
・赤・・・・アーティザンレッドプレミアムメタリック採用車種
※CX-3は2022年7月で国内生産終了済み。
詳しい生産ラインの構造や仕向け地の内訳が不明なので素人の想像ですが、CX-60だけでなくCX-5・CX-8・MAZDA6にも展開されている「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」はすでに防府第1工場以外で塗装体制が確立されている可能性が高そうです。
対する「アーティザンレッドプレミアムメタリック」はまだMAZDA6 20th Anniversary Editionしか採用されていませんが、少なくともラージ商品群モデルの生産拠点となっている防府第2工場は間違いなく塗装体制が確立されてるはずです。
一方で防府第1工場はまだ新しい匠塗の2色を採用した車種がありませんが、改めて資料を見ると混流生産を強みとしているマツダでも車体サイズによって生産工場がかなり明確に分かれている事がわかります。
これらの内容から新しい匠塗の2色が比較的近い時期に設定されるかもしれない車種を想像するとこのようになります。
・ロジウムホワイトプレミアムメタリック
・アーティザンレッドプレミアムメタリック
⇒CX-5?CX-60?
かなり単純な想像ではありますが、今回取り上げた2色はいずれも車体が比較的大きい車種へ優先的に展開されている事を考えると、防府第1工場で生産されているMAZDA2・MAZDA3への展開は比較的遅いかもしれませんね・・・。
あと、CX-9に関しては北米で「CX-90が後継モデル」と公表されているので追加されることなく生産終了する可能性が高い気もします。
「CX-60」に関しては新年最初の記事でも触れたようにアーティザンレッドプレミアムメタリックがいずれ追加されると思いますが、現状は公表済みのパワートレインがまだ日本だけでなく欧州でも導入完了していない状態なので、実際に追加されるのは早くとも今年後半~来年前半頃になるのでは?という予感も・・・。
個人的に国内ではCX-80発売開始前後にCX-60にもアーティザンレッドプレミアムメタリック追加を伴う商品改良があるのでは?と推測していますが、CX-80の国内販売は欧州より後になる気もするので中々判断が難しいところですね。
このような予想とは裏腹にMAZDA2やMAZDA3へ真っ先に設定されたり、最終的には全ラインアップに設定される可能性も十分考えられますが(笑)
個人的には今回取り上げた2色をロードスターに採用したらどんな雰囲気になるのか凄く興味がありますが、20203年末には車種ごとにどのようなボディカラー設定になっているのか楽しみですね・・・。