つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

「MAZDA 787B」がルマン24時間レース100周年大会でデモンストレーション走行を実施。

マツダモータースポーツ活動におけるレジェンドである「MAZDA 787B(55号車)」ですが、今年もル・マン24時間レースの舞台であるサルトサーキットでデモンストレーション走行することがマツダから発表されました。

 

 

今回787Bのデモンストレーション走行が実施されるのは来月開催される「第91回 ルマン24時間レース」

マツダ公式ニュースリリース

ル・マン24時間レースは今年で91回目となりますが、第1回が開始されたのは1923年なので今年でちょうど100周年(第二次世界大戦等の影響で中止された事例あり)

ル・マン24時間レース主催者の「ACOフランス西部自動車クラブ)」は100周年を記念して歴代の優勝車を招待してデモンストレーション走行やルマンミュージアムでの実車展示を開催予定で、MAZDA 787Bも1991年優勝車として招待された経緯となります。

6月9日はショートコースでパレード走行、10日はフルコースでデモンストレーション走行を実施予定で、ドライバーはおなじみ寺田 陽次郎さん。

これに加えてルマン24時間レース100周年大会中は日本政府観光局(JNTO)、トヨタマツダによる日本のカーボンニュートラルに向けた取り組みの紹介や、訪日インバウンド観光を促進するテーマ展示「Japan Endless Discovery」が開催予定で、マツダは発電用ロータリーエンジン搭載のPHEV「MX-30 R-EV」等を展示予定のようです。

ル・マン24時間レース100周年記念サイト

これに加えて歴代参戦マシンがサルトサーキットに集まって走行するイベント「ル・マンクラシック」も昨年に続いて招待されており、こちらは6月30日から7月2日の期間内にデモンストレーション走行を実施予定となっています。

(昨年招待された事を取り上げたブログ記事)

 

さらに6月1日~7月2日の間は招待された歴代優勝車がサルトサーキット内のルマンミュージアム内で展示されるようですが、こちらには1991年の優勝直後にマツダから寄贈されたレプリカの787Bが展示されているので、本物とレプリカが同時に並ぶ貴重な機会になるかもしれません。

(ル・マンミュージアムを取り上げてる記事はこちら)

 

1991年の優勝から30年以上が経過してしまいましたが、今でもACOから招待が来るのはマツダにとってとても誇らしい事だと思います。

今回の各種イベントはフランスで開催されますが、YouTube等で787Bがサルトサーキットを走っている姿を見れると嬉しいところですね・・・。