以前からマツダがインドネシアで工場建設を検討している噂や情報を取り上げてきましたが、来年1月にも正式発表される可能性が出てきました。
マツダの海外生産拠点は米国やメキシコだけでなくASEAN地域にも複数(ノックダウン生産も含む)ありますが、昨年夏ごろからインドネシアで新たな工場建設を検討してる噂が浮上。
今年に入ってからは建設計画が進んでいる報道も出てきていた事から実現の可能性がより高まっていましたが、来年初めにも計画が正式発表される可能性が出てきています。
今回取り上げるのはインドネシアの大手メディア「CNN インドネシア版」と「kumparanOTO」の記事。
☆CNN インドネシア版
☆kumparanOTO
・インドネシアへの投資や工場建設に関する計画を来年1月にも発表する。
・kumparanOTOの記事には「来年後半にも生産を開始する」という一文も。
インドネシアマツダは2024年の商品導入計画を昨日発表しましたが、関係者へのインタビューで工場建設や関連投資に関する計画を来年1月にも発表する予定である事が明言されたようです。
kumparanOTOの記事には来年後半にも生産開始という一文もありますが、これまでの情報を見る限りだと新たに工場を建設するニュアンスなので、年内に生産開始するのはさすがに厳しいはず・・・。
ちなみにマツダがASEANで行っているノックダウン生産はいずれも現地企業との合弁で行われているので、インドネシアでも同様の方法で実施される可能性があるかもしれません。
インドネシアに組立工場を建設する理由としては包括的経済連携協定(IA-CEPA)を結んでいるオーストラリアへの輸出も挙げられており、オーストラリアはマツダにとって市場シェア率が高く重要なマーケット。
インドネシアで組み立てる車種としては政府機関から「MX-30 EVモデル」が要望されてる報道もありますが、各メディアによるとCX-5やCX-30などのSUVがほぼ確実との事。
まだ現時点では噂レベルの段階ですが、ここまで具体的な情報が出てきた事を考えると年末年始にかけてマツダ本体からも何らかの発表があるかもしれません。
ASEAN地域は今後さらに重要度が高まる可能性があるマーケットなので続報に注目ですね。