
ここしばらく新たな出願内容が無かったマツダの特許関連情報ですが、今週は興味深い特許出願が公開されました。
〇特許情報プラットフォーム
今週取り上げるマツダの特許出願は直6エンジンに関する内容2件。
①「エンジンの制振構造」

















〇資料に記載されている特許の目的
多気筒のレシプロ型エンジンにおける振動を効果的に減衰することができるエンジンの制振構造を提供することを目的とする。
②「直列6気筒エンジンの制振構造」













〇資料に記載されている特許の目的
エンジンルームに縦置きに搭載される直列6気筒のレシプロ型エンジンにおける振動を効果的に減衰することができる直列6気筒エンジンの制振構造を提供することを目的とする。
こちらはダイナミックダンパーによって直6エンジンの振動を抑制しようとする特許出願ですが、どちらもSKYACTIV-Xに採用された「SPCCI燃焼」を視野に入れてるのが大きな特徴。
マツダは欧州向けのCX-60/CX-80に直6のSKYACTIV-X(e-SKYACTIV X 3.0)搭載を予告していましたが、昨年のCX-80登場時に一部メディアが導入延期と報道。
その後、マツダはSKYACTIV-X後継となる次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-Z(直4 2.5L)」の開発を発表しており、このエンジンの燃焼技術・知見を直6エンジンやロータリーエンジンにも活用する方針を示したので、今回の特許出願もSKYACTIV-Zの燃焼技術を採用した直6エンジンの可能性があります。


ちなみに今回の特許に出てくるダイナミックダンパーは鋳鉄製と書かれていますが、調べた限りだとCX-60/CX-80はエンジンマウントの流体をダイナミックダンパーのマスとして活用している模様・・・。
実際は鋳鉄製のダイナミックダンパーも採用してる可能性がありますが、今後ラージ商品群全体のNVHもさらにアップデートされるかも・・・?
☆マツダ技報2022年版
2022年マツダ技報|マツダ技報|テクノロジー|ひとを想う価値創造|MAZDA 企業サイト


いつも通り現時点では"あくまで特許"の段階ですが、マツダはSKYACTIV-Zを次世代の主力エンジンに位置付けているので、今後関連性のありそうな特許出願も増えるのが有力。
ここ最近件数が少ない状況が続いていますが、引き続き注目しておきたいと思います。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)