
日本国内の出願件数が中々増えなかったマツダの特許情報ですが、今週は気になる特許出願が公開されています。
〇特許情報プラットフォーム
今週取り上げるのは「ターボ過給機付きエンジンの制御装置、及び、ターボ過給機付きエンジンの制御方法」という題名の特許出願。
2025-187551 | 知財ポータル「IP Force」



















☆資料に記載されている特許の目的
エンジンの始動後に触媒コンバータが未活性の場合、エンジンは、触媒コンバータの暖機運転を行う。エンジンの排気の温度が高くなるよう、エンジンは点火時期を遅らせる。触媒コンバータの暖機運転の間、ウエストゲートバルブは、バイパス通路を全開にすることが考えられる。多くの排気がタービンをバイパスして触媒コンバータへ供給されるため、排気温度の低下が抑制される。触媒コンバータへ高温の排気が供給されるから、触媒コンバータが早期に活性化する。
ところが、エンジンの始動後、触媒コンバータをさらに速やかに活性化させたいという要求がある。
ここに開示する技術は、ターボ過給機付きエンジンにおいて、触媒コンバータを早期に活性化させる。
こちらは直4ガソリンターボエンジンの触媒活性化に関する特許出願ですが、電動アシストターボ採用を視野に入れた変形例も掲載されてるのが大きなポイントです。
マツダの直4ガソリンターボエンジンと言えば主に北米向けのCX-5やMAZDA3に搭載されている【SKYACTIV-G 2.5T】がありますが、このエンジンは新型CX-5に搭載しない事が発表されており、今のところ搭載車種が増える可能性も低そうな状況。
加えて、新型CX-5から導入される次世代ガソリンエンジン【SKYACTIV-Z】と【新型ストロングハイブリッド】がSKYACTIV-G 2.5Tに匹敵するスペックになる証言も関係者から出ていたので、このタイミングで直4ガソリンターボエンジンに関する特許が出願されたのは少し驚きでもあります。
そして、マツダの特許出願でも何回か登場してきた電動アシストターボ(電動過給機)ですが、これまで出願されてきたのは排気ターボと電動ターボを組み合わせた6気筒エンジンが大半だったので、電動アシストターボ単体(シングルターボ)で4気筒エンジンの特許出願は初めてかも・・・。
電動アシストターボ自体は欧州メーカーの高性能モデルを中心に採用例が出てきてますが、マツダも2003年東京モーターショーで水素ロータリーエンジンに組み合わせた技術展示を行った歴史があります。


マツダはすでにエンジン機種数を段階的に整理していく方針なので、搭載車種や導入地域が限られるSKYACTIV-G 2.5T継続は不透明に思っていましたが、このような特許が出願されてるのを見ると"アップデート版"や”SKYACTIV-Zのターボ仕様"も少し期待したくなるのが正直なところ・・・。
今後さらに関連性のある特許が出願されるかもしれないので、引き続き注目しておきたいと思います。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
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令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
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