つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダの”あくまで出願公開”(2020.1.30)

今週の出願公開更新日は偶然にもマツダ創立100周年記念日。

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(画像 ipforce.jp)

それを祝うかのように(?)なかなか面白い内容が出てきています♪

 

 

まずは「エンジンの排気構造」という内容。

特開2020-16189 | 知財ポータル「IP Force」

 

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(画像 ipforce.jp)

こちらは「直6エンジンの排気構造」に関する内容。

3枚目の画像に点火プラグ穴(No.7)があるのでガソリンエンジンのようです。

SKYACTIV-Xの直6バージョンでしょうか?

 

特許出願の目的は・・・

「エンジンの小型化を図りつつ排気効率を確保可能なエンジンの排気構造等を提供すること」

エンジンの小型化を目指して各気筒から排出される排気ガスの集合を別体の排気マニホールドを用いずにシリンダヘッド内部で行うようになっています。

 

その他記載されてる主な特徴

・シリンダブロックとシリンダヘッドはアルミ鋳造法によって製造。

・燃焼サイクルにおいて点火順序が第1気筒→第5気筒→第3気筒→第6気筒→第2気筒→第4気筒の順番。
これにより、排気行程が時期的に連続する気筒が隣接しないように配置されているため、排気脈動に伴う正圧波と負圧波とが互いに打ち消し合っている。

 

 

続いては「自動変速機」という内容3件。

特開2020-16272 | 知財ポータル「IP Force」

特開2020-16273 | 知財ポータル「IP Force」

特開2020-16274 | 知財ポータル「IP Force」

 

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マツダの特許・出願関係で定番の「縦置きFR用8速AT」に関する内容。
これまで出てきた内容と同じく多段化や軽量化要求等へ応じるために”トルクコンバーター無し”の構成になっています。

 

 

最後は「車両の制御方法、車両システム及び車両の制御装置」という内容。

特開2020-16161 | 知財ポータル「IP Force」

 

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こちらは昨年後半から車両構成やシチュエーション毎に出てきている「FR車用のGVC+」に関する内容です。

 

今回は「EGR装置付きエンジンが搭載されたFRベース車両において、車両姿勢制御中のEGR量変更を適切に抑制することができる内容」

FF車用のGVC+が「トルクを低減させる制御」

FR車用のGVC+が「トルクを増加させる制御」

 この内容はこれまでと共通です。

 

 

今週の出願公開は以上になります。

マツダ創立100周年記念日である1月30日に直6エンジン関係の新たな内容が出てきたので今後が楽しみになってきました♪