先日から水面下で情報が出てきていたCX-3の商品改良。
本日、マツダの公式HP上で公開されました。
マツダ公式CX‐3専用ページ。
僕のTwitterでは一足早く簡単に取り上げています。
CX-3の商品改良が公式HP上で公開。
— taku2 (@taku2_4885) 2020年4月23日
・SKY-G 1.5搭載車追加
・ポリメタルグレー新設定
・SKY-G 1.5搭載車でも100周年記念車が選択可能。
SKY-G 1.5でもちゃんと電動パーキングブレーキ採用されてます♪https://t.co/Tu2ts2DrPt pic.twitter.com/ESLKU3NnLi
今回のCX-3商品改良のポイントを・・・・
改良点その①:SKYACTIV-G 1.5搭載車の追加
今回の商品改良で最も大きなポイントだと思われます。
以前から「このエンジンを搭載してもいいのでは?」という声を耳にすることがありましたが、ついに追加されました。
同じエンジンが搭載されているMAZDA2・MAZDA3とスペックを比較すると・・・
・MAZDA2:81kW(110PS)/6,000rpm 141N・m〈14.4kgf・m〉/ 4,000rpm
・MAZDA3:82kW(111PS)/6,000rpm 146N・m〈14.9kgf・m〉/ 3,500rpm
・ CX-3 :82kW(111PS)/6,000rpm 144N・m〈14.7kgf・m〉/ 4,000rpm
スペック的にはMAZDA3に近い数値になっています。
MAZDA3のSKYACTIV-G 1.5搭載車はかなり高評価なのでCX-3も走りはかなり期待できるのではないでしょうか?
搭載グレードは2つ。
15S touringになると以下の違い出てきます。
・ステアリング・シフトノブ本革巻き。
・シートにグレーステッチ追加。
・フルオートエアコン
・360ビューモニター・フロントパーキングセンサーのメーカーOPが選択可能に。
・アドバンストキーレスシステム
外装部分ではフロントグリルとフォグランプカバーに違いがあります。
(左:15S・右15S Touring)
あと、細かい点ですがタコメーターが15Sでは無しになっています。
(左:15S・右15S Touring)
15Sと15S touringの共通点は・・・
①一部安全装備設定無し
・スマートブレーキサポート(SBS)
・ドライバーアテンションアラート(DAA)
・交通標識認識システム(TSR)
・アダプティブLEDヘッドライト(ALH)
(アドバンスド・スマートシティブレーキサポート(A-SCBS)・後退時用スマートブレーキサポート・通常のLEDヘッドライトは両グレード標準装備)
②LEDフロントフォグライト、パドルシフトは販売店オプション
③自動防眩ルームミラーは未設定
④電動シート・シートヒーターの設定無し。
⑤16インチアルミホイールのみの設定。
これまで設定されていたSKYACTIV-G 2.0搭載車のベースグレード「20S」が今回の商品改良で無くなったのでこれに変わる位置づけも担う形になりそうです。
一般ユーザー向けでは15S Touringが売れ筋になるでしょうね。
さらに、大きなトピックなのがCX-3の100周年特別記念車でSKYACTIV-G 1.5搭載車も選択可能になっている点。
15S・15S Touringに対してかなり装備が充実するのに対して価格がなかなか絶妙な設定なのでMAZDA3の100周年特別記念車と並んでかなり魅力度が高い気がします。
改良点その②:ポリメタルグレーメタリック追加。
最近のマツダ車の流れに乗ってCX-3にもポリメタルグレーが新設定されました。
特別仕様車「Exclusive Mods」のみ選択不可能なのでそこはご注意を。
〇改良点その③:新世代文字フォントエンブレムに刷新。
これも最近の流れに合わせて変更。
今回、CX-3が刷新された事で国内のラインナップ全てが新世代文字フォントエンブレムになりました。
改良点その④:新世代スマートキーを採用。
改良点その⑤:Carplay/AndroidAuto標準装備化(全グレード)
主な改良点は以上になります♪
今回の商品改良はCX-30登場によってやや曖昧になっていたCX-3のポジションを再定義する内容になっている印象です。
SKYACTIV-G 1.5はどの搭載車種でもかなり評判がいいのでCX-3もこれによって良さを再認識してもらう機会が増えるのではないでしょうか?
個人的にはSKYACTIV-G 1.5搭載車専用で黒以外でカジュアルな内装色を用意したらより魅力度が高まる気がしますが贅沢ですかね・・・(笑)
あと、気になるのは先日のMAZDA2改良も含めてマツダから公式ニュースリリースが出ていない点。
新型コロナウイルスの影響や緊急事態宣言が出ている関係で宣伝PRを自粛してるからなのかもしれませんが、他メーカーはその中でも新製品のニュースリリースは止めていません。
通勤時などに三密を避けるためにマイカー所有を再検討する動きも出ている中でせっかくMAZDA2・CX-3のようなお求めやすい車の改良をしてもPRをちゃんとしないのはもったいないとしか・・・。
マツダもコロナウイルス対策への取り組み等で大変かと思いますが、ちゃんとニュースリリースを出して100周年特別記念車と共に車で少しでも盛り上げて欲しいというのが正直な気持ちです。
そんなこんなでいろいろ書きましたが、CX-3のSKYACTIV-G 1.5搭載車はどんな走りをするのか楽しみにしたいと思います♪