マツダ公式HP上でも予告開始されていたCX-3 2021年商品改良モデルが本日マツダから正式発表されました。
出来る限り詳しくチェックしていきたいと思います。
CX-3 2021年商品改良に関しては夏ごろから少しづつ噂や情報が出てくるようになり、9月16日からはマツダ公式HP内でも予告が開始されていました。
さらに、オーストラリアと台湾では一足早く"2022年モデル"として発表されていますが、今回発表された日本仕様の内容をチェックしていきます。
※発売は11月下旬の予定となっているのでご注意を。
改良ポイント①:ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」追加。
オーストラリアと台湾ですでに画像が公開されていた通り、CX-8・MAZDA2に続いてCX-3にもプラチナクォーツメタリックが追加されました。
変わってエターナルブルーマイカが廃止になっています。
改良ポイント②:マツダコネクト用ディスプレイが7インチから8インチに拡大。
商品改良の情報や噂が出始めた時から改良内容に含まれていたマツダコネクト用ディスプレイ8インチ化がついに実現。
7インチディスプレイのMAZDA2と比較するとディスプレイ本体の高さが違う事が分かるかと思います。
ちなみに、MAZDA2も半導体不足の影響で急遽8インチに変更される見込みとなっていますが、残るロードスターも同じ流れで変更されるのか気になるところですね・・・。
改良ポイント③:新しい特別仕様車「Super Edgy (スーパー エッジー)」を追加。
〇エクステリア
最近のマツダ車で塗り分けされたボディカラーはMX-30の3トーンのみでしたが、これに続いてCX-3でも特別仕様車「Super Edgy」専用で2トーンカラーが用意されます。
アルミホイールやホイールアーチ・前後バンパー下部がグロスブラックになっているのも特徴ですね。
「Super Edgy」で選べるボディカラーは4色。
・プラチナクォーツメタリック(ブラックキャビン)
・ソウルレッドクリスタルメタリック(ブラックキャビン)
・ポリメタルグレーメタリック(ブラックキャビン)
・セラミックメタリック(ブラックキャビン)
事前情報では2トーンカラーの正式名称が"ブラックキャビン"という可能性が出ていましたが、マツダが公開した動画によると「ブラックキャビンとは従来の2トーンに加えてドアを開けた際に外からは見えないキャビン部分も黒く塗装する」事から名付けられたようです。
これによってドアを開けた時に黒の額縁で切り取ったようなスッキリとした印象を与えrると共にインテリアをより際立たせてくれる効果があるようなので実車で体感してみたいところですね。
しかし、キャビン部分と外板部分の塗り分け方法がどうなっているのかスゴく気になります・・・。
〇インテリア
インテリアはブラックとホワイトを基調にシート座面やエアコンルーバーリングに挿し色として"カッパー"が使われています。
シート素材は「合成皮革(ブラック/ピュアホワイト)+グランリュクス(ブラック)」
ホワイトカラーを採用しつつもシート座面が全面ブラックになっているのはデニム素材の色移りや汚れが目立ちにくい事にも配慮されてる気がしますね。
この他の主な特別装備はこちら。
もう一つの特別仕様車"Urban Dresser"も含めたSKYACTIV-G 1.5搭載モデルではオプションや設定無しとなっている「アダプティブLEDヘッドライト」「LEDフォグライト」「自動防眩ルームミラー」「ステアリングシフトスイッチ」「運転席パワーシート」等がSuper EdgyではSKYACTIV-G 1.5搭載モデルでも標準装備となっています。
改良ポイント④:ホイールアーチや前後バンパー下部を"グロスブラック仕様"にする「ブラックグロッシーパッケージ」をメーカーオプションで設定。
特別仕様車Super Edgyは標準でホイールアーチや前後バンパー下部が"グロスブラック仕様"になっていますが、これ以外の「15S Touring、15S Urban Dresser、XD Touring(6EC-AT車)」でもメーカーセットオプション"ブラックグロッシーパッケージ"を選ぶことでグロスブラック仕様にアップデートする事が可能。
ブラックグロッシーパッケージの内容はTouring系とUrban Dresserで内容がやや異なります。
※注意点
Touring系は「CD/DVDプレイヤー地デジチューナー」「360°ビューカメラ・フロントパーキングセンサー」とのセットオプション。
UrbanDresserは「CD/DVDプレイヤー地デジチューナー」とのセットオプション。
改良ポイント⑤:ワイヤレス充電(Qi)とワイヤレスApple Carplayをオプション設定。
MAZDA2と同様にワイヤレス充電/AppleCarplayが設定されましたが、CX-3は特別仕様車「Super Edgy」のみ選択可能(360°ビューカメラ・フロントパーキングセンサーとセットオプション)
MAZDA2も合わせてもう少し選択範囲が広がると嬉しいところですがスペースなどの事情で厳しいのでしょうか・・・。
改良ポイント⑥:SKYACTIV-G 2.0搭載モデルが廃止、グレードも一部整理。
これまで設定されていたSKYACTIV-G 2.0搭載モデルがついに廃止。
ガソリンエンジン搭載モデルは昨年追加されたSKYACTIV-G 1.5搭載モデルが販売の中心になっていたという話も聞くのでやむを得ないところでしょうか・・・。
合わせてSKYACTIV-D 1.8搭載モデルも「XD」「XD Touring」「XD Super Edgy」の3グレードに集約されています。
改良ポイント⑦:フロント窓ガラスにたまった雪を取り除きやすくする、ワイパーデアイサーをAWD車に標準設定。
CX-3 2021年商品改良モデルの主な改良ポイントは以上となります。
登場から6年程度が経過したのでモデル末期に差し掛かってる印象ですが、2トーンカラー追加やマツダコネクト用ディスプレイ8インチ化など中々見どころがある改良が実施されました。
個人的に新しい特別仕様車「Super Edgy」はCX-3への注目度が予想以上に高まる可能性があるのでは?という予感もします。
あと、いつもお世話になっているマツダブランドスペース大阪では早速Super Edgyの実車展示が開始されています。
火曜日にHPを見ると展示車情報が変わっていたので「もしかすると・・・」と思ってましたが予想通りでした(笑)
マツダブランドスペース大阪の展示車情報みたら直近まであった「MAZDA2 Black Tone Edition」が無くなっているので新しい展示車くるかも?
— taku2 (@taku2_4885) 2021年10月12日
何となく次の候補が思い浮かぶけど気になる・・・。https://t.co/ZkTRNha1gB pic.twitter.com/zAu3ynr217
Super Edgyはかなり気になる仕様なので機会が出来たら実車をチェックしたいと思っています。