つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週新たに登録されたマツダの特許(2020.6.17)

今週新たに登録されたマツダの特許は4件。

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(画像 ipforce.jp)

その中から2つの内容を取り上げてみたいと思います。

 

 

まずは「圧縮着火式エンジンの制御方法及び制御装置」という内容。

https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6711414

 

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(画像 ipforce.jp)

圧縮着火式エンジンの制御方法及び制御装置に関する内容。

説明図はディーゼルエンジンですが、SKYACTIV-Xのような圧縮自着火式ガソリンエンジンにも適用可能と記載されています。

資料に書かれている特許の目的は・・・

圧縮着火式エンジンの場合、一般的な火花点火式エンジンよりも圧縮比が大きいため、トルク変動が相対的に大きくなる。

そうすると、共振回転数域を通過した後であってもトルク変動によって共振が誘発されるおそれがある。

したがって、始動を早期に完了するようにしたことと引き替えに、短時間ではあるものの共振が誘発されてしまい、振動レベルが相対的に大きくなってしまうおそれがある。

ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、圧縮着火式エンジンの始動時において、共振の影響を抑制しつつ、共振回転数域を通過した後の振動レベルを抑制することにある。

 

 

 

次に取り上げるのは「脳情報測定装置」という内容。

https://ipforce.jp/patent-jp-B9-6709543

 

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(画像 ipforce.jp)

運転中であるドライバーの心理状態を分析する時に使用される装置に関する内容です。

資料に書かれている特許の目的は・・・

人間の心理状態等を分析するために従来から被験者の脳波を取得する脳波測定装置が使用されている。

脳波測定装置においては、例えば脳波キャップによって被験者の頭部の各所に設置された複数の電極により脳波による微弱な電圧を検出して推定や分析に必要な脳波データを取得している。

このような脳波測定においては、被験者の動作や発汗等に基づく脳波信号検出の精度低下(脳波キャップの電極と被験者の頭皮との接触状態の変化による検出精度低下)に的確に対応して脳波測定の精度を確保する必要がある。

しかしながら、従来の装置は特定の状況におけるノイズ除去を行うものであって、様々な要因に基づく被験者の様々な状態変化に対処して、適切な脳波データの効率的な取得を可能とするものではない。

本発明は、以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は被験者の様々な状態によって生じる脳情報検出精度の低下に対して的確に対応することができ、各種推定や分析に適した形態に処理された脳情報を効率的に取得できる脳情報測定装置を提供することである。

 

今週は件数も少ないので以上になります。

明日は出願中の特許が公開予定なので注目しておきたいと思います。