欧州向けMAZDA6のSKYACTIV-D 2.2搭載モデルが今月で生産終了するという内容を前回取り上げましたが・・・。
これに付随して米国向けのMAZDA6・CX-5のSKYACTIV-D 2.2搭載モデルの動向に関する記事が出てきました。
北米向けのSKYACTIV-D搭載モデルは2019年4月にCX-5(2019年モデル)が導入されたものの、最上級グレード”SIGNATURE”のみという事もあって販売台数は限られている状況。
今年夏に”CX-5 2021年モデル”が発表された時もSKYACTIV-D 2.2搭載モデルに関して特に発表が無かった事もあって実質的に販売終了していると予測されていました。
これに加えて、米国マツダはMAZDA6にもSKYACTIV-D 2.2搭載モデルを追加する事を公式HP上で予告していますが、先日発表された2021年モデルでも追加に関する情報はありませんでした。
両モデル共に導入されるのか不透明になっている中、その可能性について海外メディア「CARSCOOPS」が北米マツダに取材。
今回の記事は欧州向けMAZDA6のSKYACTIV-D 2.2搭載モデルが生産終了という情報を受けて取材しているようです。
これに対する北米マツダの回答は・・・・
・SKYACTIV-D 2.2を搭載した”CX-5 2020年モデル”と”MAZDA6 2020年モデル”の車両認証を完了した。
・より多くの情報が適切な時期に発表されるだろう。
車両認証自体はすでに完了しているようですが、気になるのは両モデル共に”2021年モデル”がすでに発表されているにも関わらずSKYACTIV-D 2.2搭載モデルは”2020年モデル”となっている点。
可能性としては米国マツダの公式HP上でCX-5のSKYACTIV-D 2.2搭載モデルが”2019年モデル”のままなので上記の表現になっているのかもしれません。
(MAZDA6の搭載モデルはまだ未発売なのでモデルイヤー表記無し)
日本向けのSKYACTIV-D 2.2ではCX-5とCX-8用でスペックUPするという噂も出ているので米国向けの搭載車も同じスペックになった車両を認証取得して導入するという可能性も考えられます。
マツダにとって北米市場は最重要地域なので今後の動向が気になるところですね。