発売開始から5年が経過したNDロードスター。
多くの人が気になる今後について気になる記事があったので、これからの展開も少し想像してみました。
今回のブログを書くきっかけになったのは以下の記事。
〇チェコ共和国の自動車メディア「AUTO.CZ」
〇スペインの自動車メディア「motor.es」
両メディアはほぼ同じ内容の記事なのですが、そこに記載されている内容は・・・。
・先日マツダが発表した2021年3月期・第2四半期決算のプレゼンテーション資料を見ると5代目MX-5(ロードスター)はハイブリッドになる模様。
・2022年~2023年頃に新しいMX-5が出ると予想される。
このような予想をされるきっかけとなったマツダの資料がこちら。
https://www.mazda.com/globalassets/ja/assets/investors/library/result/files/pre20201109_j.pdf (PDF形式)
これは2022年以降に投資される技術・商品に関する項目ですが、エレキプラットフォームのイメージにNDロードスターの構造図が利用されています。
もちろんこれが次期ロードスターのイメージ図と発表はされてないのであくまで参考例だと思われますが、これを見てチェコ共和国とスペインのメディアは「次期ロードスターはハイブリッドになる」と記事にしたようです。
ただ、マツダはすでに「2030年までに世界で販売する全ての車両をハイブリッドやEV等の電動デバイス搭載車にする」という方針を示しているので、もし2022年~2023年に次期ロードスターが登場する場合はハイブリッドになる可能性が高い気もしています。
他モデルと比べてモデルチェンジまでの期間が長いロードスターの次期型をもし2022年頃に登場させる場合、少なくとも2030年頃までのあらゆる規制を見据えて車づくりをしないといけないので・・・。
軽量が命とも言えるロードスターにとってハイブリッド化は大きな課題ですが、そこで鍵になりそうなのが先に挙げたエレキプラットフォーム。
赤丸部分を見ると「電源幹線(電源)」と並んで「通信回線(CAN)」という項目が記載されていますが、これはどうやら「CAN-BUS」の事を指してるようです。
CAN-BUSは従来だと配線やハーネスによって繋がっていた物を一部信号化させるもので、最近の車で当たり前となった運転支援・安全装備などを高度に制御するために採用されているようですが、このシステムのメリットの一つが「車体に使われる配線を減らせる=軽量化」
なので、上で取り上げた資料は「次期ロードスターはハイブリッド化されるがCAN-BUSの積極的採用などで軽量化させる」という隠れたメッセージだったりするかもしれません。
完全に個人的妄想なので当たる保証はまったくありません(笑)
そういえば昨年からロードスター開発主査に就任された斎藤さんも”あくまで個人的な想像”と断りを入れた上で上記に近い内容をミーティングで話されていましたね・・・。
ただ、ハイブリッドが採用される場合もラージ群モデルと同じ48Vマイルドハイブリッドあたりが有力なのでMTもちゃんと用意されると思いますが。
まだまだ現行モデルの進化が続く可能性もあるので今後の情報に注目しておきたいと思います。