まずは発電用として2022年に復活する予定となっているロータリーエンジン。
これを採用するマルチxEV車の航続距離や搭載車種に関する噂が出てきています。
今回取り上げるのは日経新聞WEB版の記事。
今回の記事は前回のブログで取り上げたラージ群関連の後編という位置づけになっています。
リンク先によると・・・・。
①発電用ロータリーエンジンを採用したマルチxEVの第一弾モデルはMX-30で2022年前半に発売。
②航続距離はEV仕様の倍となる400kmを目指している(開発に関わる部品メーカーによる情報と記載)
③EV・マルチxEV・マイルドハイブリッド等をMX-30以外のスモール群車種へ設定する。
前回に引き続いて情報元がほぼ匿名なので信憑性にはやや「?」マークが付きますがなかなか興味深い内容です。
①と③に関してはMX-30日本仕様のオンライン発表会で丸本社長自ら公表していたので、MX-30だけでなくMAZDA3・CX-30・MAZDA2(次期型?)にマルチxEV仕様が追加される可能性も出てきています。
②の航続距離に関して今回の記事では400kmを目指しているという内容ですが、スペインマツダが今年9月にジャーナリスト向けに発表した内容の記事だと「600kmに達する」可能性もある模様。
マルチxEVは発電方法や充電設備の普及度に合わせて「レンジエクステンダー・プラグインハイブリッド・シリーズハイブリッド」の3種類に調整可能なので仕様次第で航続距離も変わってくるかと思います。
火力発電が主力で充電環境もそれほど整備されていない日本向けのマルチxEVはやはりシリーズハイブリッドが最有力でしょうか・・・?
ラージ群モデルも含めて2021年に入るとさらに詳しい情報が出てくると思われるので引き続き注目しておきたいと思います。