つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

スペインマツダが発電用ロータリーエンジンを採用したMX-30 マルチxEVモデル(PHEV)の正式名称は「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」と公表。

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(画像 商標Watch)

 

今週ついに世界初披露されたマツダのラージ商品群第一弾「CX-60」の話題で持ちきりですが、欧州ではさらにMX-30 ロータリーマルチxEVに関する情報も公開されていました。

 

今週は3月8日(現地時間)にラージ商品群第一弾モデル「CX-60」が欧州で世界初披露。

欧州各国のマツダ公式HPでニュースリリースと一部情報が解禁されて大変な盛り上がりを見せていますが、その中でスペインマツダニュースリリースの中で今後の計画についても触れています。

 

○スペインマツダ公式ニュースリリース

現地メディア「autonocion」も取り上げています。

スペインマツダが発表したニュースリリースの後半を見ると・・・・。

El lanzamiento de este modelo supone para Mazda un paso muy importante hacia su objetivo de descarbonizar por completo su gama de aquí a 2050. En los próximos años, continuará adoptando tecnologías de electrificación en una amplia gama de nuevos productos.

El Mazda MX-30 e-SKYACTIV R-EV complementará su funcionamiento totalmente eléctrico con un motor rotativo que se empleará para generar electricidad y ofrecer autonomía ilimitada.

En 2023, Mazda tiene previsto lanzar un nuevo modelo de mayor tamaño que el Mazda CX-60, con tres filas de asientos.

このモデル(CX-60)の発売は、2050年までにマツダのラインアップを完全に脱炭素化する目標に向けた重要なステップとなります。今後数年間は、幅広い新製品に電動化技術を採用し続ける。

Mazda "MX-30 e-SKYACTIV R-EV"は、電気自動車に加えロータリーエンジンによる発電で航続距離をさらに延ばします。

2023年にはCX-60より大きい3列シートの新型車(CX-80)を発売する予定です。

これまで発電用ロータリーエンジンを採用したMX-30のモデルは"マルチxEV"という名称で呼ばれていましたが、スペインマツダがついに正式名称を「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」と公表しました。

ちなみに"e-SKYACTIV R-EV"という名称は昨年8月に日本で商標出願済み。

この時は専用エンブレムと思われるデザインに加えて「e-SKYACTIV R -Energy」「e-SKYACTIV R-HEV」という名称も同時に出願されていましたが、こちらはロータリーマルチxEV技術自体の正式名称やシリーズハイブリッドに使用されるのかもしれませんね。

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(画像 MAZDA)

 

正式名称が明らかになった事で仕様や発売日が気になるところですが、すでに欧州では「発電用ロータリーを採用したMX-30は"プラグインハイブリッド"で2022年夏に発表予定」という事が公表されており、同時にMX-30自体の商品改良も実施されるという話が出てきています。

2022年のマツダにとってはCX-60と並んで重要性の高いモデルですが、欧州以外の地域ではいつ頃登場するのか気になるところですね・・・。