2022年に登場予定のマツダ車でラージ商品群と合わせて注目されているのが発電用ロータリーエンジンを採用した「MX-30 マルチxEV」ですが、オーストラリアマツダの関係者によると開発はほぼ完了しているとの事です。
マツダのマルチxEVは発電用ロータリーエンジンを軸に地域特性や需要に合わせて「レンジエクステンダー」「プラグインハイブリッド」「シリーズハイブリッド」を生み出すことが出来る技術。
すでにマルチxEV技術採用モデル第一弾はMX-30(プラグインハイブリッド)で2022年から導入開始予定と公表されていますが、オーストラリアマツダの関係者が導入計画について現地メディアの取材に答えています。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「CarExpert」が掲載した記事。
オーストラリアマツダのマーケティングディレクターAlastair Doak氏が取材に答えています。
・発電用ロータリーエンジンを採用したMX-30 マルチxEVは今年発表予定。
・オーストラリアでは今年発売する予定だが昨今の半導体・部品不足の状況次第では2023年にズレ込む可能性もある。
・この車の開発はほぼ完了して生産に近づいているので、私たちはワクワクしています。
・これはユニークな提案であり新しいロータリーエンジンは常にエキサイティングです。
うまくいけば数か月以内に発表される。
今回の記事によるとMX-30 マルチxEVの開発はほぼ完了し、あとは正式発表と生産開始に向けた最終段階という感じのようです。
ちなみに、欧州マツダも2022年夏に発表予定の「MX-30 商品改良モデル」でマルチxEVモデル追加や一部仕様変更を実施すると現地メディアへ公表済み。
電動化技術を採用した車種の需要や必要性の高さを考えるとMX-30 マルチxEVは欧州から導入開始となりそうですが、まずは半導体・部品不足がこのまま沈静化していく事を願うのみですね・・・。
2022年前半はCX-60、中盤から後半はMX-30 マルチxEVがマツダの注目モデルという流れになりそうなので楽しみたいと思います。
日本ではロータリーマルチxEVモデルの正式名称とエンブレムと思われる商標も出願されてるのでよろしければチェックしてみてください。