つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

中国新聞が「マツダはCX-3の国内生産を止めてタイとメキシコの工場へ移管、国内向けの車両はタイから輸入する」と報道。

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前回のブログでCX-3の生産がタイ工場へ変更されるという情報が寄せられた事を取り上げましたが、マツダの情報でおなじみの中国新聞もこれに関する記事を掲載しました。

 

前回のブログはこちら。

ブログのお問い合わせフォームやTwitterを通じて複数の方から「CX-60などを生産開始する関係からCX-3の生産がタイ工場へ変更される」という情報が寄せられました。

(提供していただいた皆様ありがとうございます!)

 

なかなか興味深い内容だったので続報が気になっていましたが、ついにマツダの情報でおなじみの中国新聞がこれに関する記事を掲載。

Twitterで一足先に取り上げました)

リンク先によると・・・・。

マツダCX-3の国内生産を止めて、タイとメキシコの工場へ移管する。

CX-3は現在防府工場とタイ工場で生産されているが、防府工場での生産は6月で終了する。

日本国内での販売は継続、車両はタイ工場から輸入する。

タイ工場における日本向けの車両生産は4月から開始、完成検査は広島の宇品工場で行う。

メキシコ工場での生産は年内に開始する。

移管準備に伴って一部の特別仕様車(おそらくSuper Edgyの事)の注文受付を止めているが、17日に再開する。

国内工場はラージ商品群で生産量を維持する。

基本的には前回ブログで取り上げた情報通りですが、これまで生産を行ってきたタイ工場だけでなく新たにメキシコ工場でも生産開始するのは予想外でした。

 

中国新聞はメキシコ工場の稼働率向上が狙いと予想されていますが、メキシコで生産されるCX-3は「メキシコ・カナダ・中南米向け」となるのでどこまで販売台数が出るのか気になるところ・・・(米国・欧州ではすでに販売終了)

タイ工場で生産される車両は「日本・東南アジア・オーストラリア向け」と思われますが、日本と東南アジアの一部では新たに追加されたSKYACTIV-G 1.5搭載モデルが比較的高い人気を集めているので日本向けの車両生産も開始されるとかなり稼働率が上がるかもしれません。

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「2021年3月期における地域別の生産・販売台数 (画像 MAZDA)」

あと、現在注文受付が停止している特別仕様車"Super Edgy"も17日から受付を再開するとの事なのでまずは一安心というところでしょうか。

ただし、お問い合わせフォームやTwitterを通じて教えていただいた情報によるとタイ工場で生産する関係からボディカラーの一部が廃止されるかも?という話もあるのでこのあたりは正式発表を待ちたいところ・・・。

 

前回のブログでも触れましたが、タイ工場で生産されたマツダ車が日本へ輸入される事例はすでに「MAZDA2セダンの教習車」という実績がありますが、一般向けの車両が日本へ輸入されるのは今回が初。

ラージ商品群の導入開始と合わせてマツダにとって大きな転換期になるかもしれないので今後の反響に注目したいところです。