つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

ポーランドではCX-60(PHEV)の受注台数が正式発表から1週間で100台に到達、受注の約8割が上級グレードとの事。

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(画像 MAZDA EUROPE)

 

欧州では正式発表とほぼ同時に注文受付が開始されているマツダのラージ商品群第一弾「CX-60」ですが、ポーランドではすでに多くの注文が入っているようです。

 

欧州では3月8日(現地時間)のCX-60(PHEV)正式発表に合わせてグレード構成や価格も公開して注文受付を開始。

正式発表から約1週間が経過しましたが、ポーランドから早速多くの注文が入っている情報が出てきました。

 

ポーランドマツダ公式ニュースリリース

ポーランドの自動車メディア「dziennik.pl」も取り上げています。

ポーランドマツダセールスディレクターPiotr Nowak氏が正式発表から1週間の注文受付状況について説明しています。

ポーランドではCX-60が正式発表されてから1週間で100台の受注を獲得、ポーランドマツダの歴史でも1週間でこれほどの台数を売った例は他に無い。

ポーランド向けのCX-60は4グレード構成だが、現時点で最も受注割合が高いグレードは「Homura(約57%)」で次が「Takumi(約27%)」なので上級グレード2つで全体の8割以上を占める。

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「左:Homura、右:Takumi (画像 ポーランドマツダ)

・購入者の4人に1人が新たに設定された「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を選択、次に多いのが「ソウルレッドクリスタルメタリック」で約23%。

・これまで注文したユーザーの約7割がマツダ車からの乗り換え。

ポーランドでCX-60(PHEV)の納車は今年10月から開始予定だが、夏休みシーズンに国内販売店でプレミアプレゼンテーションを計画中。

日本の感覚で見ると1週間で100台の注文は少ないように見えるかもしれませんが、ポーランドにおける最量販車種「CX-5」の2021年販売台数は1,497台(月平均換算で約124台)なので、より高価格帯のCX-60(PHEV)が1週間で100台の注文を獲得してるのはかなり人気を集めていると見て良さそうです。

販売開始直後に上級グレードから売れるのはどの国でも同じ傾向ですが、Homuraが特に売れてるのを見ると、グローバルで設定されている黒を基調としたグレードの人気の高さを実感しますね。

 

Piotr Nowak氏によると多くの人が注目している直6エンジン搭載モデル(SKYACTIV-X、SKYACTIV-D)も後から追加予定で、AWDのみとなっているPHEVモデルと違ってこちらはFR/AWDの選択が可能になるとの事なのでこちらも続報が楽しみです。