マツダのラージ商品群第一弾モデル「CX-60」はFRアーキテクチャーに加えて多くの新機能も採用されていますが、今回はその中でも「8速AT」「シースルー・ビュー」「CX-5とのプロポーションの違い」に関する画像を紹介したいと思います。
CX-60に関しては先日欧州で発表された内容だけでもかなり多くの新技術が採用されてる事が明らかになっています。
今回はその中でも「8速ATの内部構造」「シースルー・ビュー」に加えて「CX-5とのプロポーションの違い」に関する画像を掲載している記事があったので紹介したいと思います。
今回取り上げるのはノルウェーの自動車メディア「Bil24」の記事。
こちらの記事にメディア向けのプレゼンテーションで公開された画像が掲載されています。
〇「マツダが独自開発した8速ATの内部構造」
トランスミッション本体のカットイメージ画像が掲載されていました。
前方に延びているトランスファー(黒色のチューブ状の部品)も確認出来るのでAWD仕様の事例ですね。
8速ATの外観はすでに公開していましたが、内部まで写ってる画像は今回が初披露だと思われます。
ちなみに、マツダが公開した画像だとPHEVとマイルドハイブリッドでトランスミッションの外観(特にリブ形状)が異なっているようにも感じるので実際はどうなってるのかきになるところですね・・・。
〇「シースルー・ビューの作動画面」
続いては既存の360°ビューカメラをさらに進化させた「See-Through View(シースルー・ビュー)」の作動画面で、掲載されているのはリア側を写した画像のようです。
この機能は車両の前部と後部のコーナー部分の画像を作成し、ドライバーが車体に隠れている物体をより簡単に見つけられるようになるとの説明でしたが、確かに合成された画像で狭い路地等における確認に役立ちそうです。
ただ、この画像だと画面が歪んでるように見えなくも無いのでこのあたりはやはり実車で体感してみた方がいいかもしれませんね・・・。
〇「CX-5とのプロポーションの違い」
こちらはフロントタイヤの位置を合わせた上で、FFベースのCX-5とのプロポーションの違いを比較している画像です。
CX-60はFRベースになのでCX-5とは多くの違いがありますが、特に前後オーバーハングとAピラーの差は大きいですね。
あと、この画像で気になるのは「マフラーカッターの位置」
先日公開された実車のマフラーカッターは四角い形状でバンパーからほぼはみ出ていない状態でしたが、今回取り上げた画像の車両はやや下に出た位置に取り付けられている事に加えてマフラーカッター自体も丸形に見える気も・・・。
この画像はPHEVではなくマイルドハイブリッド等のモデルという可能性も考えられますが、正式発表前にドイツでスクープされた充電口が無いテスト車両のマフラーカッターはPHEVと同じ形状でした・・・。
マツダのラージ商品群第一弾モデル「CX-60」と思われるテスト車両がついにスクープされたので詳しくチェック。 - つらつらとMAZDA
開発中のイメージCGという可能性も考えられますが、PHEV仕様のマフラーがダミーだった点は賛否を呼んでいるので真相が気になるところですね・・・。
今回取り上げた記事に載っていた画像は以上となります。
欧州ではすでに先行予約が開始されている事に加えて、関連イベントも順次行われているのでどんどん情報が出てきますね・・・。
日本では4月上旬の日本仕様発表まで詳細情報はあまり出てこない可能性があるのでもうしばらくは欧州からの情報に注目したいと思います。